VoiceProject

9月になりました

9月になりました。 明和電機STORESで、「バウガン組み立て工作キット」が発売されました。 http://www.maywadenki.com/news/%e3%80%90%e5%b7%a5%e4%bd%9c%e3%82%ad%e3%83%83%e3%83%88%e3%80%91%e3%83%90%e3%82%a6%e3%82%ac%e3%83%b3%e3%82%ad%e3%83%83%e3%83…

超常識機械

昨日、有給休暇をとり、大阪のナンセンスマシーン展へ行ってきました。 1回きりの鑑賞、ということで、ゆっくり落ち着いて見ることができるよう、イベントのない平日を狙ったのでした。 以下、感じたことなどを中心につれづれメモ。 ***** ツクバの楽器…

新しいセーモンズ

Cité des Sciences et de l’industrie の Art Robotique展で、新しいセーモンズが展示されているそうです。 社長の撮影された動画: ほんの数日の怒涛の突貫作業で、設計から形にされました。 …ファンながら、勝算があるとは思っていませんでした。 ( <− …

笑いのメカニクス

以前、「笑い」について、自分の感情の動きから捉えようとした記事を書きました。 http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20110418/1303083101 中学生のころ部活の先輩から。笑い声がアニメのムーミンが走る音に似てるね。といわれたことがあります。(今ではいく…

シリンダリコーダー

シリンダリコーダー。試験管の笛。 そのままです。なんだか不安になるくらい、明和電機の楽器としては、ネーミングがそのままです。 公式サイトより: http://www.maywadenki.com/products/voice/%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%80%e3%83%aa%e3%82%b3%e3…

けふけふっ

反省すべきこと。 先週から体調がいまひとつ(アレルギー性の喘息と鼻炎)で、先週金曜日のライブ中、何回も咳をしてしまったのです。 まわりの席の方、本当に申し訳ありません! 先日、病院で薬を処方してもらって症状はよくなりつつあるのですが。 もっと…

歌うことば

明和電機社長は歌うロボットに。彼女に歌わせたい言葉のイメージがおありなのかな。 ボイス計画に思いを馳せて:どんなことばでうたおう? 歌う言の葉どんな言葉…。 ボイス計画に思いを馳せて:机上で発声する幼生 いつの日か美人さんに変態(メタモルフォー…

ボイスのメカニクス

過去の電協ジャーナルを通読していてはじめて知ったのですが。 明和電機社長は、初代セーモンズ開発を行っている頃。 NTT研究機関と早稲田大学が共同開発している「発話ロボット」を見学したり。 各種フォルマントモデル(母音を発声する機構)を試作された…

めも。

発話ロボットに関する比較的新しい話題で気づいたもの。 特に、一番上の川崎和男氏のブログ記事が気になりました。 川崎和男氏のブログより「発声するロボットVo-Calへのデザイン支援」 http://www.ouzak.co.jp/blog/?p=25754 医療関係のデザインなどで著名…

スケッチが届きました。

クラウドファンディングのリターンの、明和電機社長直筆スケッチが届きました。 ***** 昨年この募集が行われたとき。 スケッチを購入してほんとにいいのかな。 と思ったのです。 「セーモンズII」は、未だ実現していない企画。 かかれた当初、社長は手…

声メカ3題

先日、上智大学のこんなサイトを見つけました。 声道模型: http://www.splab.ee.sophia.ac.jp/Vocal_Tract_Model/index-j.htm 1942年に研究された声道模型を復元、応用し利用する研究。 これはシンプルですね。 ***** メカニックな仕組みで発声するコ…

声をめぐる作品

先日の朝目覚めたとき、唐突に、萩尾望都氏の作品に「不思議な声」をめぐる優れたSF2作品があることを思い出しました。 ひとつは「海のアリア」。宇宙的レベルで至高な楽器が宿ってしまった美少年。海のアリア (1) (小学館文庫)作者: 萩尾望都出版社/メーカ…

ネズミ愛の歌

ネズミのオスは求愛の歌を歌うのだそうです。ヒトには聞こえない声域で。 そしてあたらしく調べを覚えるそうです。 その際、人間が発声するのと同じ脳の部分を使用しているとの研究も。 ナショナルジオグラフィックニュースのサイトから: http://www.nation…

セーモンズII 直筆スケッチ シーズン1

(標題の「シーズン1」ていうのは当方が勝手につけたのです;) 2010年5月11日〜25日、「明和電機 社長設計室」(@渋谷西武の8Fオルタナティブスペース)で公開制作されたスケッチたち。 社長ブログより引用 公開ドローイングについて http://maywa.laff.…

『ピアメカ』と『シリンダリコーダー』

昨年のライブツアー「明和電機 ボイスメカニクス 2011」でお披露目された『ピアメカ』と『シリンダリコーダー』。 とてもきれいで、楽器としてできがいいなー。 ライブで活躍する自動演奏楽器が増えてめでたいなー。 と捉えていました。それだけではありませ…

「ものづくり」という言葉/声についての本

「ものづくり」という言葉。 使われるのを見たり使ったりしたとき、自分がその内容や使い方をよく理解できていないような、何か地に足がつかない不安を感じることがありました。 これを読み、すこし納得。 http://kousyoublog.jp/?eid=2643 悪い印象の言葉で…

オタマトーン

オタマトーン。2009年発売。 明和電機玩具のなかで最大のヒット商品。 カラーバージョン。WAHHAバージョン。オルゴール的なメロディ。 アプリやチャームとしても展開中。 今春(正確には5月末)にDX発売. 7月下旬には、透明なクリアー版が発売される予定. *…

WAHHA GOGO

WAHHA GOGO。 人間のように笑う機械。2009年。開発は2007年から。 この明和電機製品については、動画と開発スケッチを熟視のこと。 Youtube: http://youtu.be/itmLxjMQdHE 社長開発スケッチ(販売も行われています。): http://www.maywadenki.com/sketchb…

チワワ笛

チワワ笛。 切込みを入れたボールによるフォルマントの効果を活用した、ワンワンと吠える笛。 音源となるストロー笛が、Bu〜〜〜。という音なので。バウバウ。と聞こえます。 明和電機ワークショップで活躍。 2004年開発。当時はカラーボールを使われていた…

ディンゴ

ディンゴ。2004年制作。 初めて見たのは、2009年12月に放映されたTV番組「メレンゲの気持ち」で。 口があって、擦れた声で「わ」「ん」と吠える機械。 明和電機社長にとって、犬とその咆哮は、「威嚇」と「服従」の象徴だそうです。 何に対して咆哮してい…

セーモンズ

胸にあるふいごから送られる空気で人口声帯を震わせ歌う。 人口声帯をひっぱって音程を変える。 外れた音を、正しい音に戻すようなフィードバック・プログラムを走らせている。 WAHHA GOGO については、100枚を超えるスケッチを拝見し。 また、動画資料など…

【サバオ、それは。】

サバオとボイス計画は。機構という点ではつながりにくく、多分、機構以外の何かで繋がっているはずです。 「ヘン声」繋がりというのはもちろんありますが。それ以外の、何か「発声」とか「言語」に関する根源的な部分で。 というわけで;明和電機社長ツイー…

デカサバオ

本「魚コードのできるまで」に、折り紙版からサバオサンバまでの若干詳しいデカサバオ経過説明があります。 社長をのっとり歌う。その歌詞によるとサバオは人工授精で生まれたのだそう。 真ん中からパカと顔が開くと社長の顔が覗く。 初めてデカサバオの動画…

小銃型童顔腹話術人形

サバオ。1995年。 魚器シリーズのひとつとして作成される。 13週目の胎児の顔。身体はピストル。 引き金引いたらアゴ動く。それだけ。 非論理的な思考道具としての腹話術人形。 裏声でしゃべる。歌う。 裏声でなければいけないらしい。 明和電機製品のなかで…

歌う魚の機械

ギョ・ルイ16世 遠隔操作で歌う魚の人形 社長 大学4年(1990年)時の作品。 スピーカー内蔵。マイクを通じ遠隔操作で自分の声を魚に喋らせる。 2010年「明和電機ボイス計画宣言展」で展示。 上記図は、社長が twitter に貼られた写真からスケッチ。 気 に …

めも:明和電機的「ボイス」の系譜

メモ。(社長ブログや電協ジャーナル記事から) 1990年 大学4年 喉に食い込んだ魚が外れることで声を奪われてしまう漁師、の悪夢 歌う魚の機械 遠隔操作人形:ギョ・ルイ16世 1993年 魚器シリーズ開発開始 「歌う魚の機械」スケッチ。製品化にいたらず 1995…

声を得た魚 2

明和電機「ボイス計画」に思いを馳せて: 声を得た魚 2

声を得た魚 1

明和電機「ボイス計画」に思いを馳せて: 声を得た魚

起源

明和電機「ボイス計画」に思いを馳せて: 魚に声を取られた男。の夢。 どうイメージしてもオカルト寄りになる・・・。 もすこし考える。

日本の文脈/二次元表象文化

先日、この本を読みました。 中沢新一氏と内田樹氏との対談集。 (・・・何年も前から待っていた気がします。日本の文脈作者: 内田樹,中沢新一出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/01/31メディア: 単行本購入: 3人 クリック:…