テクネのスペシャル番組で

一昨日、年末に放送されたこちらを再見しました。
 
「テクネ 映像の教室 スペシャル」
http://www.pronews.jp/news/1212251110.html
http://www.nhk.or.jp/bijutsu/techne/index.html
 
番組で紹介された映像やネットで話題になっている映像がどうやって作られているのか。
本当に興味深くおもしろいです。
 
東京駅のプロジェクション。ジェリービーンズで絵作りしているPV。ワークショップを生かした企画などなど。
そして、「テクネ」は番組テーマごとに「TECHNE」のIDをモチーフにした短時間の動画がつくられているのですが。そのセンスが高いのです。メイキングを見ていると、
わーっ、と声が出ます。
 
クワクボリョウタさんも登場。あの【10番目の感傷】のセットを実際にクワクボさんが組んでいくところを見られるのです(高崎市美術館での設営時に撮影されたもよう)。
レールが敷かれ。あの何でもない日常品等が粛々と静かに置かれていき。要所ごとに光と影の効果が確認され。
基盤を積んだあのレール車も大写しで。
貴重(TT)。( <− 眼が悪く、ほとんど壁上の影と光源しか見えていないので、特に)
 
ふと、社長が『ファミ通』で「クワクボくんは、めっちゃ字がキレイ」と書いていたのを思い出しました。
メモも、「あの作品を作る人らしい」そうです。
 
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「テクネ展」は日曜日まで。
http://www.designhub.jp/
 
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当方、映像を見るのが苦手だと思っていたけれど。
映像を学ぶ若者向けにつくられているのであろうこの番組は、とてもおもしろいです。
自分で撮ってみる気はさらさらないのに。
 
映像が苦手なわけではなかったのかも。
映像にこめられがちな過剰な「嘘」や「つくりごと」、「思い入れ」を一方的に見せられるのが苦手なだけかも。
 
・・・つまり、心狭さに由来?