「パチモク」のインプレッション

昨年末、初めてナマで「明和電機」のパチモク(ソロ&コイ・ビートとのコラボ)を拝見したとき。
『天使がなにか啓示を告げている』ような(コミカルな面もあるので、それだけでは正確でないのですが)印象を持ちました。
http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20100111
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DVD「メカトロニカ」をはじめ、以降のパチモク動画をいくつか拝見し、印象が微妙に変わってきました。
 
この芸は、何かに捧げられている気がします。意識的にそうなっているのか、そうではないのかは分かりません。
「『天に何かを返そう(伝えよう)としている天使』を演じる身振りがひとつの型となり、
 供物として(なにかに)捧げられている。」
・・・そんな印象が強くなってきました。わかりにくいですね。すみません。
 
そもそも、芸能、というのは、神への供物として発展してきたもの。
 
音と形と仕草。相まって内面の静謐ささへ感じる完成度の高さ。
アクシデントの盛り込み方もその対処も完璧。黒子さん(工員さん)がいるのもそれっぽい。
 
この芸が供物だとすると。
それを演じる社長は、いったい、誰から何に捧げられているのでしょうね・・・。

プラマン+水筆、PC取り込み後、加工。