ナンセンス/生物進化

明和電機」のナンセンスは。他所で見かける他のどんなナンセンスとも違うようです。
社長が語られていることをWEB上で拾いながら、現時点でわたしが理解できたのは、
それは、“生物の進化を引き起こすようなインスピレーション”、とでも言うべきもの。
だとしたら、それは動物だけではなく、植物も微生物も含め、たしかに「生命」という存在の基礎をなすものですね。
ICCアーカイブより:
http://www.ntticc.or.jp/Press/2004/9/0917_01_j.html
 
例えば敵がいないなど穏やかな環境だと。翼を無くす鳥たちが現れたり、持っていた毒を無くす植物が現れたり。柔で穏やかで平和な方向へ、ある意味、自らの種がそれまで克ちえた特性を鈍化させていく方向へ進化することもあるそう。必要のないものはいらない、みたいな。
逆に、何かその種にとってカタストロフィックな事象が起きると。その後、「進化の爆発」が発生したり、主流から大きく離れ尖がった試みの進化形態が起こったり。例えば、バーチェス頁岩で有名な生物たち。陸にあがった魚。ガラパゴス諸島の海イグアナ。こういう進化は、究極的に差し迫った生物の「危機意識」が成せる技にも思えます。
 
ナンセンス、は、後の進化と強く結びつきそうかな? おまえたちそこまでするか、みたいな。
 
明和電機」のナンセンスが目指すのは、どんな進化でしょう
明和電機」の少なくともナンセンス楽器たちは、とても愉快なものに見えるけれど。その根底はどうなのかな?
想像の枠が広がりすぎてしまいました(ハム脳の容量オーバー)。この件については、これからゆっくり時間をかけて考えてみたいです。ファンである限り続きそうな楽しみですね(*^^*)。
 
*****
小人の告白:
ナンセンスなんて嫌いだった。
わたしはずいぶん長い間、まどろむように鈍っていく進化を夢みていた。多分。
(これって。ある面から見れば「ひきこもり」的ナンセンス?)