知識および訓練の問題

なにしろオタマトーン明和電機を知り。
明和電機からメディアアートと呼ばれる分野を知り。
明和電機社長が現代アートの芸術家さんなんだということが腑に落ちてから、じゃ現代アートって?と考え始めたので。
 
疎いのです。
美術館などでも、たぶん、引いて退屈な気分で見ていたことが多い気がします。その分野。
  
それはもう、圧倒的に知識がありません。
現代アートに分類されるであろう表現の手法とか歴史とか背景とか。
技術的なことも。
 
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退屈…。
 

暇と退屈の倫理学

暇と退屈の倫理学

この本に、退屈とは何か、どうして退屈するのか、ということや。
退屈しないためにはどうすればよいのか。
  
ということが解りやすく論じてあります。
 
この本の結論を当てはめると。
(結論を言っちゃいけない内容の本なのですが)
 
・・・退屈しないためには、物を受け取れるようになれればよいのです。 とのこと。
 
 楽しむ能力が訓練され。
 それにとりさらわれるのを、待ち構えることができるようになれば。
 その余裕と暇があれば。
 
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自分の興味は少しずつ広がっているから。
広がればいろんなきっかけがきっと増えていくから。
 
そのうち。
 現代アート? ちょっと齧ってるところですが、なかなかおもしろいものですよ〜。
 
みたいな感じになれたらいいな。
 
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アートを楽しむ訓練。
 
 それは知識を増やすことでしょうか。
 触れる機会を増やし、経験を積むことでしょうか。
  
 それとも、知識や経験に囚われないココロをつくっていくことでしょうか。
 
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(自分の嗜好が今後どこに向かうかなんて、解りませんけどね。(by みーはーおばさん))