いま読んでいる本。人体進化について書かれた本の文庫化したものなのですが、ティクターリクという魚が出てきます。
3億8千年前の地層から化石が発見された古代魚。
Wikiがありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%AF
頭がワニみたいで、肩関節があり頭部を上下左右に動かすことができ。
胸びれが、まるで両生類〜哺乳類と共通する仕組み・・・肘関節と手首関節をもっているのです。
両生類へと進化する、過渡期的な生物。
海にいた巨大肉食魚に追われ、浅瀬に棲み、「腕立て伏せ」が上手だったそう(骨格的に)。
おもしろいですね!
この魚の化石が発見されたのは、2004年だそうです。10年も経っていません。
院生の時、魚の進化についての講義も受講されていたという土佐信道さん。
もし、そのときまでにこの魚の化石が知られていたら、きっと講義でとりあげられたでしょうから。
「オタクギョタク」にこんな魚も混じったのではないかなー、なんて想像。
ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト: 最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: ニールシュービン,Neil Shubin,垂水雄二
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/10/10
- メディア: 文庫
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