魚コード

1990年代なかば。
「魚コード」っていう魚の骨の形を模した延長コードがあって。
明和電機という作業服を着た二人組が作ったことは知っていました。うすぼんやりとだけど。
「なこーど」と読むことは知りませんでした。
 
アニエス・ベーさんが気に入ったのなら。きっとセンスのある人たちなのだろうな。
 
ファンになる前はそんなことしか知りませんでした。
 
「魚コード」って。何と何をとりもつ意味だったのだろう。
オスとメス? (ってそのまんまで安易?)
 
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不謹慎ならくがき。(どのくらい不謹慎なのか測りかねるけれど。
(そして、電話機が製品につかわれているものとちがいますね。どうしてこの電話機をかいたのだろう?自分… (後日追記))
 
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明和電機 魚コードのできるまで

明和電機 魚コードのできるまで

社長の本「魚コードのできるまで」(2002年)。
魚コードが生まれるきっかけや経過が紹介されています。
 
オリジナル一点ものの魚コードと。商品化された魚コードの仕様。
オスメス頭としっぽが逆なんだなー( <− いろいろ遅れてます。)
 
魚器のなかで、魚の頭骨が具体的に現れるドスコイや魚立琴は、いずれも魚コードと同じく、『日本のオキモノ』の鯉の顔がモチーフになっているのですね。そういえば。
 
「魚コードのできるまで」。
時間をかけてつくられた、図がとても多い発想本。
 
この本のタイトルが、なぜ「魚コードのできるまで」というのか。
実は、それが理解できていません...。