超常識機械

昨日、有給休暇をとり、大阪のナンセンスマシーン展へ行ってきました。

 
1回きりの鑑賞、ということで、ゆっくり落ち着いて見ることができるよう、イベントのない平日を狙ったのでした。
 
以下、感じたことなどを中心につれづれメモ。
 
*****
ツクバの楽器たち。30分に1回、自動演奏されていました。会場中に響き渡るいい音! 
カラオケ用に用意されたデータでしょうか。担当工員さん(臨時?)が選曲し駆動してくれていました。
歌っている人(社長)がいないと、編曲がどのようになっているか、よく聞こえて新鮮です。
そして、自動演奏のたびに、行けなかった先日のカラオケイベントをしのんで脳内ひとりカラオケ状態。
 
入ってすぐ、明和電機について社長が丁寧に説明するビデオが流れていました。
比較的最近に撮影されたもののようです。入場するなり、見入ってしまいました・・・。 
(ツクバ自動演奏が始まると社長のお声が聞き取れません…。それもなんだか不思議な感じ。)
 
VOICEシリーズ。
セーモンズさんやワッハさんに囲まれる贅沢な空間。
貴重な生スケッチが何枚も展示されていました。
それから、以前作られたのであろう人工声帯の試作品たち。


 
魚器。GMがメインの展示でした。
意外にも物足りなさは薄く、魚器の概念が端的に立ち上がっているよう感じました。
GMは売るために作られたものたち。古さを感じさせずきれいなものが多いのです。

《ウオノメ》のレンズ回りって。とても魚の眼ぽいんですね・・・などといまさらの感心。
 
エーデルワイスシリーズの展示。
まだ見ぬものたち見たいものたちがあるのよ。上海で展示された《プランター》や…。
などと思うものの、頭を巡らすだけで魅せられ見惚れるものがたくさんのスペースです。
社長はこのように繊細で装飾性が高いものを高度にイメージされる方なんだな・・・。この感慨は、展示を観るたびに深まります。
 

巻き毛の新入りさんのボク。
増殖したニュートン銃。
《泣き羊》の額などが黒く塗装されていました(たぶん意味がある)。
 
ガソリンエンジンで動く《プードルズヘッド》の下あごの刃先が丸くなっていることに気づき、戦慄。

いったいどれほどの衝撃がかかったのでしょう…。
 
*****
スケッチライブラリー閲覧にすこし時間をかけました。
これについては、また・・・。
 
*****
この土日までですね。大阪ナンマシ展。あと二日。
盛り上がることでしょう。大阪。
イベントへ行かれる方へ、何か託すような気持ち。
 
(たった半月ちょっと、というのがもったいないです。)