光とモノと世界

先月に夫と行ったヲノサトルさんのライブを音源とする第2弾「ムードコア・スカッド2 ダンス・セレクション」。OTOTOYのサイトからDLして聴いています。
http://ototoy.jp/feature/index.php/2012012700
かっこいいです。(*^^*)
 
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先日、つれづれにこのご本を読みました。

フェルメール 光の王国 (翼の王国books)

フェルメール 光の王国 (翼の王国books)

福岡先生にフェルメールをめぐる旅をしてもらおうと思いついたANA広報担当者の企画勝ちですね。
 
昨日、東京へ行ったついでに、こちらものぞいてきました。
http://www.vermeer-center-ginza.com/
福岡伸一先生監修による、フェルメール全37点リ・クリエイト画の展示。フェルメールの実物大の複製を見られるという企画です。
(それ以上でも以下でもなく、貴重だと思います。)
 
どうしてこんなにフェルメールは特別なんだろう。
光に対する思考とそれを顔料で二次元平面に閉じ込める、画家としての意志の際立った透徹さ、でしょうか。
精神、肉体、モノ、世界、神。人間の知性の可能性と限界。近代の科学史哲学史へ。現代日本人さへ誘ってしまう・・・。
ただ窓からさす光を鑑賞すればいいのだけれど。
  
心静かに、実物を鑑賞したいな。
 
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その後、足をのばし三菱一号館美術館の企画展「ルドンとその周辺 −夢見る世紀末」をざっと鑑賞。
http://mimt.jp/redon2012/
そう言えばこの企画展の予告サイト、twitter界の美術好きの間に震撼をもたらしてました。
ええと。あの印象からは遠い、きちんと真っ当にルドンの仕事を紹介する展示でした。
ちょっと迷路みたいな、よい美術館です。
 
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夜はこちらのレコーディング・ライブを楽しみました。
田中邦和(sax)& 林正樹(pf)公開レコーディング・ライブ:
http://www.airplanelabel.com/iphone-ap/news/011.html