2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「贈与」と「商売」/日本捕鯨の記憶

中沢新一氏は、若いころから気になる。 もっとも、たまに本を手にとっても、読み通せたことはほとんどない。 その知識と思考の幅広さにつよく惹かれはするのだけど。氏の論の、知性の領域と神秘性の領域を行きかう、あまりにもハイパーで華麗な展開に、結局…

ポエムひとりあそび

「明和電機」取締役社長:土佐信道さんは、中学生の頃、ノートにポエムを書かれていたそう。 それわ見たいです。「明和電機」来し方俯瞰中の新米ファンとしては、全容を知りたいです。 男女問わず、程度の差はあれ、大多数の人は通る道なのではないでしょう…

つくば&ツクバ

高校の頃、T大学を受験した男子が 「だっておまえ。ホテルの窓から地平線が見えるんだぞ。」 と言っていたのを思い出します。 研修で訪れた先生は 「街でうるさいくらいカッコーが啼いていた。」 とも。あれは四半世紀以上前。 ***** 転勤族である夫に…

朝夕のTwitterチェック生活

「明和電機」社長は、時々、Twitter上でハカリゴトをしていらっしゃいます。 一昨日は、「びんぼうゆすり」をするかしないかの調査。 一日かけてデータ集約。すばやくエクセルで集計、視認性のよいシンプルなグラフをblogにupされていました。 興味深いです…

WAHHA灯台

「魚器図鑑」NAKI-TX:「魚立琴」の項で、レイ・ブラッドベリの短編小説:「霧笛」がひっかけて取り上げられています。 ブラッドベリの短編も、萩尾望都さんの漫画も大好きだったので、「霧笛」は忘れ難いです(*^^*)。 ところで。 WAHHA GO GO の開発スケッ…

学研「大人の科学」

子供のころしばらく買ってもらっていた、学研の「○年生の科学」の付録がすごく楽しみでした。 なつかしいです。 豆電球をつなぎ。オカリナ吹いて。アリを飼って。厚紙のピンホール・カメラを組み立て。 休刊なんて、なんて寂しい。あれがなかったら、子供は…

夢でも遭いたい

ファンになって一月ほど経ったころ、初めて「明和電機」関係者が夢に出てきました。 夢のなかで、旧知の友人が、「この人、知っていますか?」と引き合わせてくれたのは。 「明和電機」の専属歌手:大谷健太郎氏でした(当時そのまま)。 ええ、存じ上げてい…

修了展

近くまで行く用事があり、つくば美術館で行われている「筑波大学 博士前期課程芸術専攻 修了制作展」を観てきました。 「博士前期課程芸術専攻」とは、つまり以前の「大学院修士課程芸術研究科」から移行したものです。 職場で一緒に働いていた方がここの学…

魚器の覚え方

2009年4月の社長ブログに、「魚器」A-Z型番の覚え方が書いてありました。 http://maywa.laff.jp/blog/2009/04/post-75cc.html 素人には難易度が高いです(*^^*)。明和電機 魚器図鑑作者: 土佐正道,土佐信道出版社/メーカー: NTT出版発売日: 1997/09メディア: …

グラフィッシュに寄せて

二次元アナログ静止画像に深く囚われている人間なので(<− ただの軽少淡白おえかき好き)そのせいだと思いますが、ネットで「グラフィッシュ」を見たとき、びびっと段違いに速く強く反応してしまいました。 これは、絶対に、きれいだ。 これは、欲しい。飾…

DTMマガジンを読んで2

オタマトーンの尾っぽ。銀色の光沢あるかわいいスライド式センサー。ここ押さえると音の高低が調節できる仕組みが、オタマトーンを立派な楽器にしています。 シンプルでよくできているので、既存の安価なセンサーがあってそれを用いているのだろう、と実は思…

DTMマガジンを読んで1

「DTMマガジン」を立ち読みしました。「明和電機」社長:土佐信道さんが、オタマトーンの開発について語っていらっしゃいます(他の記事は使うシーンを持ち合わせていません・・・立ち読みごめんなさい)。 信道さんは、「声」へ強い興味を抱いているそう。…

ハートのレンズの望遠鏡

「明和電機」関連のメディア(本・DVDなど)は、2007年くらいにかけての数年間に総集的なものがいくつか出ています。総括的な展覧会も何度か行われていて、ネット上で見つかるアーカイブには事欠きません。 ねぇ、クルクル。時間旅行して、一緒に2004年のICC…

「すーびょーるーみゅー」の楽しみ方3

幼少時からアナログ二次元静止画像にひどく囚われている人間なので(<− ただのおえかき好き)、このような絵本を見ると、どうやって描かれたのか、つい気になってしまいます。 ・・・実は、よく分かりませんでした。 「水」などには、水溶性の色鉛筆?が使…

「すーびょーるーみゅー」の楽しみ方2

サブタイトルが「あかちゃんとたのしむせかいのしくみ」。なるほどクレヨンハウス。無心に楽しめばよいのですね。 でも、こちら赤ちゃんを卒業したのは太古の昔。つい、意味や理屈を想像し頭のなかで転がしながら拝見、楽しんでしまいます。 絵の世界に既に…

「すーびょーるーみゅー」の楽しみ方1

いばらき生協が、谷川俊太郎さんと「明和電機」社長:土佐信道さんの合作絵本:「すーびょーるーみゅー」を持ってきてくれました。(*^^*)すーびょーるーみゅー (谷川俊太郎さんの「あかちゃんから絵本」)作者: 谷川俊太郎,土佐信道出版社/メーカー: クレヨン…

こんにちはサバオ3

でも、サバオと対話なんて、照れちゃう。 *** わたしたち夫婦に子供はできませんでした。特段の対処もせぬまま、わたしはいつの間にか子供をつくらないほうがよい年齢になりました。 生物全体を見ると、子供を残せないまま死ぬ生物の個体は、子孫をつなげ…

こんにちはサバオ2

自らのなかにある宮。 女性にとって、そこは 他者が外界から訪れ来るところ。 他者がどこかからか訪ね来て育まれるところ。 そこから「私(わたくし)」が私のいない未来へつながっていくところ。 ***** わたしは「育むこと」が結局できませんでした。 …

ユウリさん

2003年秋「明和電機」3日間パリ公演の記録。DVD「メカトロニカ」。 先月入手してから、5回ほど観ました。 夫と一緒に2回観て。あとは遠慮し夫がいないときに観ています。 そういえば、今日、敵は出張のはず。今夜も観よう。 ただただ、何かすごいものを見…

ウケる能力

「ドリフ」も見せない堅い両親のもと、お笑いにほとんど興味なく育ちました。 子供の頃は、ウケ狙いで騒ぐ男子を、白い眼でにらむ女子でした。 TVで漫才やコントを見ても、なんとなくしらけた気持ちになるだけでした。 でも、三十路に近いころ大阪に転勤。そ…

こんにちはサバオ1

「サバオ」については、全然、知りませんでした。だから、初めて動画で見たときはびっくり。なにこれ。なぜに胎児? 夫:「サバオは解らないなぁ・・・。」 それを聞いて、正直、ほっ。サバオは深層心理を汲み出し、自己との対話を誘導するマシン(多分)。…

「サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年」展覧会

東京都現代美術館で行われている、「サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年」へ行きました。 「明和電機」の展示。近くから、楽器の細かいところまで見ることができてうれしいです。(でも、帰り道、もっとよく見たかったポイントをいくつも思…

作業服でダイエット

職場では、相変わらず、「明和電機」作業服(ジャンパーのみ)を着用しています。一回、正職員(管理職にして、わたしより10歳若い)の一人から突っ込まれましたが、なんとかこなしました。 見れば見るほど、縫製が丁寧でミシン目が美しい。金属ボタンがキラ…

マイ・オタクギョ

ある日の午後、職場で資料を読んでいたら、眠くてたまらなくなりました。 ふわふわにしか動かない頭と手で、こっそりらくがき。 あははちょっと覚めてきた覚めてきた。 仕事モード再起動。

谷川俊太郎さん

また、想い出話。 谷川俊太郎さんの二つの詩が、中学校の図書室で読んだアンソロジーに掲載されていました。それらの詩を見つけたときは衝撃的で、「どうしよう?!」と、わたわた。ノートを持ち込んで書き写し、家で秘かに暗唱もしました。 谷川俊太郎さん…

オトコの別腹(2010年2月2日朝日新聞夕刊より)

朝日新聞に、社長:信道さんのインタビューが掲載されました。 この時期(アルスエレクトロニカ展開催中)なので、アートについて熱く語られるのかなと思いきや。 スィーツの話題でした。 社長って、甘党なんですね?(夫と一緒だ。) 「乳糖製菓」の「下町…

思い出したこと

人混みが苦手で出不精です。美術館や美術展は好きだから、たまに行きます。 でも、テクノロジーと芸術の融合、とか、メディア・アートとか、サイバー・アートとか、インタラクティブ・アート(言葉がよくわからない〜)などの現代美術方面には興味も縁もあり…

コイ・ビート

コイ・ビートは、現会長:正道さんのつくられた楽器ですね。 (後日追記:その後、関連本などで仕入れた情報を合わせると、兄弟お二人でつくられた楽器と言ったほうがよさそうです。) 昨年12月に大型商業施設I*で行われたイベントで、コイ・ビート(ちっコ…