DTMマガジンを読んで2

オタマトーンの尾っぽ。銀色の光沢あるかわいいスライド式センサー。ここ押さえると音の高低が調節できる仕組みが、オタマトーンを立派な楽器にしています。
シンプルでよくできているので、既存の安価なセンサーがあってそれを用いているのだろう、と実は思っていました。
 
しかし、記事によると、この部分の開発にも信道さんがしっかり絡まれているようです。記事の文章は覚えていないのですが、たしか、炭素を薄く塗った2枚の薄板を重ね、接点をスライドさせることにより抵抗値が変わりトーンをコントロール。・・・えーっと、クルクルのここには2枚の炭素皮膜のある薄板がはいっていて、押さえた箇所で通電、結果、押さえた位置によって直線的に抵抗値が変わり(可変抵抗器)、発声部のコンデンサーにかかる電圧を制御しているのですね(まちがってるかもしれないがんばれ高校では理系を選択してたはずでも電気苦手 −> 自分)。感心するほどシンプルな理屈ですが、しかし。信道さん自ら薄板に墨汁を塗ってセンサーのプロトタイプを作成されたとのこと・・・。ふぇ。
 
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以下、余談です。
先週末に東急ハンズ渋谷店で行われたまつうゆうさんのイベントに、社長:信道さんがゲスト参加。チョコレートのアレンジを器用に楽しんでいらっしゃいました。(家で配信動画を見ました。)
そこで、まつゆうさんにオタマトーンの性別を尋ねられ、口をすべらせたように「精子に似てるから男かな。いや両性です」というようなことをするっとおっしゃったのです。
わたしは、その形態からオタマトーンを「魚器」に続くものとして、無意識のうちに勝手に位置づけていました。でも、この発言を聞いて妙に腑に落ちました・・・つまり、「エーデルワイス」の世界ですね。それは彼(=技術者)の英知がつくりだしたマシン?
 
実際、どうなんでしょう。(クルクル当人に聞くよりも、サバオに尋ねるべき話題でしょうか。)

ども。クルクルです。コスプレはまだしてません。