DTMマガジンを読んで1

DTMマガジン」を立ち読みしました。「明和電機」社長:土佐信道さんが、オタマトーンの開発について語っていらっしゃいます(他の記事は使うシーンを持ち合わせていません・・・立ち読みごめんなさい)。
 
信道さんは、「声」へ強い興味を抱いているそう。そこからディープに取り組んでいらっしゃる企画の一端より、オタマトーンは産声をあげました。
この企画。上記のように原点はすごくシンプル。それなのにエラいことになっています。
人工声帯をもつ歌うロボット「セーモンズ」(音程調整のためのフィードバック機能と関連プログラムが気になります)。『ワ』と『ン』を発する(吼える)「ディンゴ」。はずみ車の回転エネルギーにより息を継ぐように二音で笑う超高額マシン「WAHHA GO GO」(高級車数台分って。いったいいくら位?)。
いずれも、発想過程も、仕組みや技術も、どんなことになっているのか容易には把握しかねるほど大がかり。知れば知るほど、社長の胆力に驚嘆するしかありません。
この企画が、庶民的に廉価になって降りてきた?のが、ワークショップに良く使われている「チワワ笛」。こちら、オタマトーンはかなり近いですね。ほっとします。
(11月に放送された「メレンゲの気持ち」で、これらは紹介されていました。当時のわたしは、ふぇ、と驚くしかありませんでした。)
力を入れて取り組まれてきたなか、派生商品として開発されたオタマトーンのヒット。素晴らしい。これは、社長もとてもうれしいのではないでしょうか。
昨年8月の企画「A4サイズの脳」、参加したかったものです・・・。
 
わたしのオタマトーンへの愛は、単にネットでの一目ぼれで生まれたので、まさかウラで(いや、オモテで?)そんな壮大な計画が進行しているなんて、当初は想像もしませんでした。
オタマトーンのパッケージ裏に『「明和電機ボイス計画」のひとつとして、制作されました。』と明記されています(*^^*)。
 
ボーカロイド華やかなりし時代に。どこへ向かい辿り着こうとしているのでしょう、この企画。悔しいほどに想像を越えています。