思い出したこと

人混みが苦手で出不精です。美術館や美術展は好きだから、たまに行きます。
でも、テクノロジーと芸術の融合、とか、メディア・アートとか、サイバー・アートとか、インタラクティブ・アート(言葉がよくわからない〜)などの現代美術方面には興味も縁もありませんでした。
と思っていました。それらに触れる機会はほとんどなかったはずです。
 
つい先日、唐突にふと思い出しました。
それは四半世紀以上前。高校を卒業して就職し、田舎から上京して関東の研修施設にいたとき。短い間でしたが、ようやく大都会に少し慣れ、「ぴあ」などを読んで、一人で企画展などへ行けるようになったことを。
当時は、今のように大掛かりなものは多分なくて・・・。光ファイバーとか、格段に発光色の増えたネオンとか、放電するガラス球とか。映像とか、モーターなどを使った機械系とか。そのようなものを使用した、比較的こじんまりしたアートの展覧会に行ったことがあって。それがとても気に入り、似た傾向の企画展を何度か観に行っています。
 
どうして忘れていたのだろう。わたしは若い頃のほんの一時期ですが「工業製品的なアート」が好きで、よく触れていたのです。
 
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http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/cyberarts/
さて、今週から東京都現代美術館で開催される展覧会「サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年」で、「明和電機」の作品も展示されているそうです。これは、出不精なおばさんも観に行きます! 楽しみです! 人混みに負けないようにしなくては。週末が待ちきれません。
 
昨日あったプレ公開では、「明和電機」のパフォーマンスがあり、その後、なんと、お二人がブースに立って展示状態、されていたそう。
わー。会期間中、ずっと展示されていてくださらないかなー。(工員さん日替わりでもいいですw。)