「すーびょーるーみゅー」の楽しみ方3

幼少時からアナログ二次元静止画像にひどく囚われている人間なので(<− ただのおえかき好き)、このような絵本を見ると、どうやって描かれたのか、つい気になってしまいます。
・・・実は、よく分かりませんでした。
「水」などには、水溶性の色鉛筆?が使用されています。水(筆)の使い方が繊細で丁寧。発色がきれいです。
「世界の枠」は、ペン?による線描が取り込まれているようです。
アナログの印象が勝っているのですが。当然、PCによる処理もあって・・・でも最終的にどうやって仕上げたのかな。
特に最後の絵。実際にどのように作業したか、不明な箇所がいくつもあります。
 
気になるのは、見開き右側を占める、かくかく独特で強い印象のひらがな縦書きフォント。
このフォントも、もしかしたら信道さんがつくられて、配置されたのでしょうか? (社長は、文字デザインやレタリングなどに強いこだわりがありそうです。軽くこなされそう)
 
それから。表紙/裏表紙の見返し、および最終ページのシームレスパターン。美しすぎる。画像ファイルで欲しいです。
 
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この本の大きな魅力は、谷川さんの「ひらがなによる音声イメージ」。
これは、黙読している場合ではないです。声に出して読み上げなければいけません。
今度、夫がいないときに、めいっぱい音読しようと思います。
(これは、と思ったテキストを、誰もいないときに朗読するの、実は大好きです。)
しかし、意味がつかめないことここまでなひらがなの羅列を読むのは、はじめてかも。
どんな声、リズムで読みましょーね。
 

写真に撮って、ちょっとイタズラ配置
 
絵本の文字面から、何か和声のようなものも感じます・・・。
 
いっそ、絵をスキャンしてパワポでスライドショーにし、多重録音した音声ファイルをかぶせるとか。
マイクを買ってフリーソフト(下記サイトのものなど)をいれれば、昨年末に買ったノートPCでいける気がします。
http://www.cycleof5th.com/products/radioline/
絵のパーツごとに画像化しておけば、パワポの機能だけでチープなアニメーションを簡単に組めそう。
ねえ、やってみませんかただただ自分の興味のためだけに。 −> 自分