「すーびょーるーみゅー」の楽しみ方2

すーびょーるーみゅー (谷川俊太郎さんの「あかちゃんから絵本」)
サブタイトルが「あかちゃんとたのしむせかいのしくみ」。なるほどクレヨンハウス。無心に楽しめばよいのですね。
でも、こちら赤ちゃんを卒業したのは太古の昔。つい、意味や理屈を想像し頭のなかで転がしながら拝見、楽しんでしまいます。
 
絵の世界に既に「重力」が存在していることを(抽象的にですが)感じます。
カニックなシステムを想起させる装飾的なパーツが、世界の枠に一つずつセットされていきます。そのたびに、
・まず、赤々と「火」が燃え出でる。
・それから、天から大量の「水」が滝のように。
・左手から吹き起こるのは風? 「大気」の起源を表しているのでしょうか。
 
・次の絵、の解釈が難しい。
二つの極を持つパーツが現れ、暗転。二つの極から世界へ、同心円状の律動が静かに発せられます。
んん。
この律動は何を意味しているのでしょう?
二極あるということは・・・
 やっぱり、電気?(宇宙の力だし!)
 それとも、生命発生の鼓動。もしくは・・・・
 
<< そして、騒々しいほどに満ち充ちた世界へスパーク・・・! >>
 
全体的に、ギリシャ哲学的な、それでいて神話的な、天地創造のストーリー/イメージ。
 
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昨日の出来事

東急ハンズ渋谷店で行われたまつゆうさんのバレンタイン・イベント(社長がゲスト)を、ちょっと遅れで動画鑑賞。

自制していたのに。ヲノさんのツイットへつい返信機能でつぶやいてしまい、RTをいただいて、びっくりするやら恐縮するやらでしばらく気が遠くなった。