電協グラフ解析

最新の電協ジャーナルに、「電協グラフ2012」と称して電協組合員数の分析コーナーがありました。
こういう数値を見て傾向を読み取ろうとしていると、そわそわします。
分析するの好きかも。できるのは小学生で習う程度のことだけど。
 
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  • 組合員数の遷移

年別の組合員数遷移折れ線グラフがありました。
ふと出来心で、フリーのソフトを使ってその小さなグラフからおおよその値を読み取り、エクセルで各年一年間の増員数グラフを合わせて再作成してみました。

組合員数は、年々増えています。優れて健全といってよいと思います!
でもその経過を見ると、それまでの年間50人を越える増員から、2007〜2008年に増える割合が落ち込んでいるのがやや気にかかります。
2009〜2011年にやや盛り返したのは、オタマトーンSNS効果でしょうか。
 
もっと細かなデータを入手し、加入者と退会者の数値や、年代別加入継続年数などの傾向も調べたいものです!
 
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都道府県別組合員数をプロットしたmapがありました。
東京や神奈川、大阪の組合員数が目立ちますが、これらの都会をもつ都府県に組合員数が多くなることは当然と言えませう。
そこで、都道府県別の人口を調べ(2010年国勢調査)、それに対する組合員数の割合を調べてみました。
 
人口10万人に対する組合員数は、以下の通りです。
広島県:2.83, 東京都:2.62, 岡山県:2.52, 京都府:2.50, 神奈川県:2.08, 北海道:1.91, 茨城県:1.78, 大阪府:1.74, 埼玉県:1.58, 千葉県:1.51, 宮城県:1.49, 高知県:1.44, 兵庫県:1.43, 佐賀県:1.41, 新潟県:1.39, 群馬県:1.34, 滋賀県:1.13, 福岡県:1.12, 島根県:1.12, 香川県:1.10, 鹿児島県:1.05, 奈良県:1.00, 愛知県:0.94, 福島県:0.94, 静岡県:0.93, 山梨県:0.93, 青森県:0.87, 福井県:0.87, 岐阜県:0.87, 石川県:0.85, 長野県:0.84, 岩手県:0.83, 和歌山県:0.80, 宮崎県:0.79, 山形県:0.77, 山口県:0.76, 秋田県:0.74, 熊本県:0.72, 三重県:0.70, 栃木県:0.70, 沖縄県:0.57, 鳥取県:0.51, 長崎県:0.49, 愛媛県:0.49, 大分県:0.42, 徳島県:0.38, 富山県:0.37,
 
さて、これを地図にプロットしたいと思いました。昔のエクセルにはそれをすぐに実現できるツールがついていたのですが、今はなくなってしまったようですね。
地図プロットソフトはいくつもあると思うのですが、ネットを検索したら、こんな便利サイトがありました。
かんたんグラフ作成サービス(S-PLUS利用):
http://www.msi.co.jp/splus/products/statserv/kantan.html
 
うほっほ。これを使わせていただいて作成したのがこちらの地図です。

 
土佐兄弟のご出身地である広島県はさすがですね。岡山も健闘。
都市部で値が高いのは、活動の中心となっているからでしょう。
逆に、これらの地図の青い県については、今後のテコ入れが期待されます。(なんちて)
 
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遊んですみませんでしたっ。(掲載数値等を無断で使ってしまいました; 問題ないかしら。