地図めも

つくばに来てからの仕事が、なんとなく、地図に関係することが多く。
ちょっと地図に興味が出てます。
以前の日記: http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20120207/1328564123
 
今職場でつかっているのは、GISソフトの定番。個人ではとても購入できない価格のもの。
使わせてもらえるのがありがたい。
 
GISソフトはフリーのものもいろいろあります。
いまメジャーなものはこちら。QGIS
まだちゃんと使ったことないけれど、いろんなデータが使えそう。日本語のTIPサイトも増えています。
http://www.qgis.org/
 
日本の地図ソフトで、長年にわたりソフト製作者の努力に支えられ、改良が重ねられ広く使われているものもあります。
 
MANDARA
数値データをプロットしたり解析したりするのにとても便利。
http://ktgis.net/mandara/
 
カシミール3D
http://www.kashmir3d.com/
様々な地図を表示できます。
標高図を美しく表示できるのがうれしい。最近は、精度の良い細かいメッシュのデータがネットから無料でGETできますから。
GPSデータ表示もできますし。リアルな俯瞰図や俯瞰して飛び回るアニメなどもつくれます。
 
GoogleEarthも、勉強すればいろいろなことができそうですー。
 
*****
明和電機的地図データ、などつくったら楽しいかな〜と想像するのですが。
知識薄い現状レベルから勉強しなくちゃいけないし、データ集めに時間がかかりそうだし。
なにしろ、かなり「ずれている」ことをしてしまいそうなので、保留・・・。
 
 保留していること多いな;
 
*****
つくばの年代別地図を集めた地図集があります。
http://www.mapshop.co.jp/products/detail.php?product_id=17628
これを見ていると、楽しい。
つくばの景色が、明治のころからどのように変わってきたのか、想像できます。
 
つくばに家を買う人は、これを見た方が絶対にいいです。
筑波台地は、もと谷津や湿地が多いですから。
 
*****
先日、ネットで知ったこんな本を買いました。

石川初 | ランドスケール・ブック ― 地上へのまなざし (現代建築家コンセプト・シリーズ)

石川初 | ランドスケール・ブック ― 地上へのまなざし (現代建築家コンセプト・シリーズ)

 
上で紹介したカシミール3Dで作成された、工夫を凝らされた美地図がたくさん掲載されています。
いいなー。参考になるなー。
 
景観。観ること。そこから解析すること。
は「スケール」が、ミソ。
という内容の本です。
こぶりな本ですが、だくさんの話題が盛られていて。
 
立っている足元から、大縮尺俯瞰まで。
地図や広がる景色が、この本で触れられるいろんな知識とともに、アーティスティックに展開するようになります。
 
書かれた石川さんは「おもしろい」ことに気づく感度がごく高い方なんだろうな(羨。
 
視界が広がるなー。
そして、建築や景観のプロは、当方とはちがったまたもっと深い読み方ができるのだろうな。
 
*****
明和電機」を知ってからも。
視界が変わりましたけどw