ドゥルーズの

今年度のはじまりは、珍しくすこし学習モードのスイッチが入っていたのですが。
夏が猛暑すぎたため、以降、学習意欲どころか読書意欲まで、どこかへ飛んで行ってしまいました。
 
新年になり、反省。
興味があることについては、自分には難しい分野でも、少しずつ知識を入れていきたいなと思います。
なにしろ、のびしろ広いのでっ(モノは言いよう)。
  
本屋で目に留まり、内容もわからないまま買った本がこちら。
今、これを読んでいます。

カントの批判哲学 (ちくま学芸文庫)

カントの批判哲学 (ちくま学芸文庫)

 
自分は素養がないので、このような本を意味を把握しながら読むことは無理なのです。
だからどうするかというと。
まず、詩を読むかのように積読します。
それから、ひっかかる場所をぺらぺらと再読します。
そして、気になったセンテンスを、繰り返し読みます。
以上。
 
わずかに前準備はします。
この本の場合は、著者のジル・ドゥルーズという哲学者についてほとんど知識がなかったので。
WEBでWiki的なものをナナメ読みし。
こちらの本を本棚から持ってきて、相当箇所を読み返します。
現代思想の遭難者たち

現代思想の遭難者たち

『差異』のお方でしたかー。・・・ひどく難解な哲学者のイメージがあります。
 
ところが、意外にも興味深く拝読できる箇所が多いのでした。
ちょうど興味をもってきたところの、カントのいう「構成力」と悟性の関係などが、丁寧に述べられています。
「美的判断力」や「合目的性」などについても。
そして、訳文に難解な言葉や言い回しが全くないのでした。文章が明るいのです。
<結論 理性の諸目的>ではドゥールズさんの炸裂的な情熱をありありと感じるほどでした。
 
ああ、でも、第二章はほとんどするりと抜けていってしまいました。
やはり、自分は倫理方面が弱いみたいです。
 
途中で気になり訳者のプロフィールを確認。
なんと。1974年生まれの若い先生です!
 
ネットでブログを発見。ごく最近Twitterを始められたということなので、さっそくフォローしてしまいました。
 
その國分先生のつぶやきによると、ドゥルーズは高度に視覚芸術中心なのだそうです。なるほど!
 
先生は、アニメと仮面ライダーにもお詳しそう。
きっと・・・。高度に物語的・表象的な分野を専門とされている方と想像します。
 
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昨日の「PON」。録画して拝見しました。
明和電機社長、散髪されていました!
しばらく、あの頭の両サイドでくるりんスタイルでいかれるのでしょうかっ。