ICCオープンスペース

先日、ICCのオープンスペースに寄りました。
目的は
無響音室でのこの企画の体験と。
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2010/Openspace2010/Works/formariaanechoic_roomversion_j.html
クワクボリョウタ氏《10番目の孤独(点・線・面)》再鑑賞です。
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2010/Openspace2010/Works/thetenthsentiment_j.html
 
無響音室
《for maria anechoic room version》2010年 渋谷慶一郎+evala
隔絶された個室で整理券順に独りずつ体験します。時間は約3分間。
空間を駆け巡る音に聴覚がもてあそばれる感じ。
緊張してきょろきょろして感心しているうちに終わりました。
音の発生源を追いかけようと、自分の目玉が上へ下へ右へ左へがんばるのがおかしかったです。
この手法で、様々な「イメージ」を提示できる気がします。きれいなのも。怖いのも。
やりすぎると体験者の神経に危険なレベルになってしまうだろうな・・・。
 
《10番目の孤独(点・線・面)》
前回体験したときの当ブログ記事:
http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20100705/1278325824
http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20100708/1278589476
最初から座り込み、位置を変えながら4サイクル鑑賞しました。
今回はなるべく無心で。
景色の変化と時間の流れについてなど、ぼーっととりとめなく考えていたようです。
この展示、たくさんの人に見て欲しいです。こういうものを体験するきっかけのない、一昨年までのわたしのような人に・・・。
 
わたしは暗い場所での視力がかなり弱いのです。
壁を移ろっていく影の輪郭。移動していくLEDが物体を照らす様子。
他の人には、実はもっとくっきり見えているのかな、この展示。・・・きっと、そう。
堪能しているのだから無問題。