EDELWEISSの世界に

当方、憑かれつつあるのでしょうか。
いえいえ、まさか。
いずれにせよ、まだ、緑色のご本にしか出逢っていないのです。ほとんど。
 
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EDELWEISS が何であるのか。
 
その端的な説明や解説は、WEB等でいくつも拾うことができます。
 
それらを。全くといっていいほど、理解できていません当方。ええと。頭では。
 それらは、遠く。
 認識の超越。世界観の境界線越境。
 
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筑波大学の DEVICE ART のサイト
http://intron.kz.tsukuba.ac.jp/vrlab_web/index_j.php
こちらの、シンポジウムのページに、土佐さんがエーデルワイスについて述べられた、学術的に(?)まとまったテキストがあります。
 
CRESTプロジェクト
バイスアートシンポジウム「メディアアートを商品化するということ」
2007年9月30日
日本科学未来館7F:みらいCANホール
 
(引用お許しください。) 

「EDELWEISS」は、まず最初にストーリーがあり、それからそのストーリーをビジュアル化したもの(絵だったり、人形だったり)があり、最後にそこからオブジェを作っていく……という3つの段階、3つの構造があります。実はこれ、そんなに目新しいことではなくて、例えば『スター・ウォーズ』だったら、『スター・ウォーズ』というシナリオが最初にあり、それから映画版があって、最後に『スター・ウォーズ』のグッズ/玩具なんかがありますよね。また古いところでお話をすると、『源氏物語』もそうです。あれも『源氏物語』というオリジナルのストーリーがあって、そこから『源氏物語絵巻』というビジュアルが生まれ、それから『源氏物語』の貝合わせ、硯箱、着物などが派生的に生まれていく。実はこれが「EDELWEISS」で僕が一番やりたいことなのですが、最初のポエム/ストーリーが最終的には日常の中で使われていくモノに落とし込まれていく……そういう芸術をやりたいと思っています。

 
源氏物語』というのがすこし腑に落ちました・・・。
 
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僕が自分の作品にアルミニウムとABS樹脂を使うのは、アルミニウムが「男性的」で、ABS樹脂が「女性的」だから。両方、必要。 < 社長@Twitter より 2010.05.08 >

 
だから。アルミとABS樹脂を使われる土佐さんの作品は、EDELWEISS の世界とすごく相性がいい。
それは当方にも、ありありと想像されます。
写真図版等からイメージするだけでも。絶対に。きれい。