魚兜闘士

金曜の夜、突然、狩猟・採集の民になったかのように購買意欲やら飲酒欲やら読書欲が高まり。
ちゃんとした蒸留酒2本と本を4冊、センターから買って帰りました。
 
昨日読んだのはこの本:

古代ポンペイの日常生活 (講談社学術文庫)

古代ポンペイの日常生活 (講談社学術文庫)

 
発掘されたポンペイの街に残された落書きから読み解く、当時の市井の人たちの生活。
選挙や、剣闘士試合や、セキララな愛欲や。
読んだことのある講談社学術文庫としては、一番、とっつきやすかったかもです。
 
昨年、横浜で開催されたポンペイ展、やっぱり行けばよかったなー。
(発掘されたモノ大好きです。)
 
*****
この本を読んでいて、頭にひっかかった言葉がありました。
人気が高い興行だったという、命をかけた剣闘士:グラディエーター同士の戦い。
その剣闘士のスタイルのひとつに、ムルミルロ(魚兜闘士)がいたそう。
 
魚兜闘士?
先日、ちょうど「明和電機画報1」を再見していたので。
鯛のお頭の仮面の人。が自然に頭に浮かんでしまったのです。
魚の兜。手に武器(ハリセンボンブ)。
そういえば謎のままでした。
あれは何だったのでしょうか。副社長。
 
あれは、ローマ時代の剣闘士スタイルの種類、このムルミルロ(あるいはムルミッロ)と関係があるのかな。
ムルミルロは、漁師さんスタイルのレティアリウス(網闘士)と組まされることが多かったそうです。
なんと。魚と網を持った漁師さん・・・。
 
ネットで検索した結果、兜の実物の画像を発見。
http://news.livedoor.com/article/detail/4188241/
 
んー。無関係かしら。どうなのでしょう。