クレー展

先の土曜日、国立近代美術館で行われているクレー展へ行ってきました。
パウル・クレー おわらないアトリエ」
国立近代美術館:企画展のサイト:
http://www.momat.go.jp/Honkan/paul_klee_2011/index.html
 
クレーの創作の物理的な技:制作史や素材に応じた方法論、に焦点を当てた展示。
興味深かったです。
 
クレーは好き。
色彩。二次元空間構成。
クレーの絵は、ものつくり、に近い。
 

奇妙な製品発表会。クレーの「油彩転写」の雰囲気を、おえかきソフトでなんちゃってで目指してみました。
 
記載が充実したカタログを買って帰りました。
今、読んでいます。
クレーは、自己イメージを ≪沈思黙考≫ と捉えていたのだそうです。
 どなたかみたい、すこしウケました(そうじゃなひ?;)。
 
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会場へ入ってすぐの場所に。
展示予定だったけれど所有者の都合で展示できなくなった作品が10数点あります。と、お断りの掲示がされていました。
大切な美術品を今の日本に貸し出すことできない、と判断したオーナーが、何人(組織)もあるということですね。
残念です・・・。
 
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国立近代美術館。小さな企画展もとてもいけています。
眼のつけどころが秀逸でリリカルな、センス感じるテーマ。
今回、クレー展と同時開催していた「ON THE ROAD」も素敵でした。
掲示に散りばめられるテキストが、内容があって作品を支える知識深く、素人にも読みやすく、よいのです。
ぐっじょぶっ。