オタマトーンのかたち

いまさらですが。オタマトーンってかたちがよくできているなー。と見惚れることが多いです。
震度2程度の地震動でゆらゆら揺れるほど、微妙で危うそうにも思えるバランスで立っていますが。
震度4で倒れるか倒れないか程度の安定性を誇っています。
まるい頭にまっすぐな柄と尻尾がついているシンプルな玩具。
そして、工業製品らしく、それらの大きさの配分バランスが、高度に注意深く決定されている気配がありますが。
それだけでないのです。
とても有機的で、微妙で。なまめかしいラインをもっています。
 
明和電機社長は、オタマトーンの原型を木型でつくられたそう。
今年4月の社長ブログ「オモチャの原型は木で作ります」:
http://maywa.laff.jp/blog/2011/04/post-9f41.html
 
写真にある木型。昨年のアトリ工オフたまで見ることができて、うれしかったのでした。
 
最終地点へ向けて、時間をかけ、慈しみながら、削る。磨く。
そういう手の存在へ思いを馳せると。マイ・オタマトーンへの愛も深まるというものです(*^^*)。
 
ふと思い立ち。きょうはクルクルたちを鉛筆で描いてみました。

・・・途中絵です。
 ほんとは、一発ですーっときまるラインひけるといいんだけれど。それは無理。
地道にカーブやバランスを確かめながら、描ききれないことに悩みながら、きょうは1時間程度、素描。
 
よくできているなー・・・・。オタマトーンのかたち・・・。