光りはじめるアルカディア

明和電機のライブは、光の色も意味付けされているらしく、照明ワークがとてもファンタジック。凝っています。
 
今回のライブでは、華やかさは抑えられていました。
白いイメージが強く、製品たちは硬質な光を放っていました。
 
(この白。鎮魂および再生を願う色なのかも。明和的に・・・。
 
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「風のピタゴラス」という名曲があります。昨年のライブでは、この曲がとても印象的でした。
次第に沈んでいく社会情勢を暗喩で歌いこめている、暗い歌です。
昨年のライブではこの曲が、歌詞の暗さと表裏な。おだやかな風や光の兆しを感じるやさしい表情で奏されました。
・・・きのうの明日ここで再会できたんだね。
そんな感じで。
 
今年のライブでは、後半の頭に演奏された「イカリを揚げよう」。
ソニー時代には、メッセージ性はない楽しいばかりの曲ですよ、と説明されているようです。
今回のライブでは、前向きなメッセージソングとして分かりやすく位置づけられていました。
 
 ひとりぼっちでも ぼくらは 前へ。
 
ひとりぼっちが前提だけれど。風をつかみ印を見つけてそれぞれの船をすすめよう。って。
 
(もっちろん。以上は当方のただのかんちがいかもしれません。
 
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母の病気がわかり大がかりな手術をすることがきまってから。当方、若干うわの空になりがち。
夫と一緒に明和電機ライブへ行けたこと、とてもよかったデス。
夫、ありがとう。
素敵な時間を共有した全ての人、ありがとうございます。(*^^*)