夏頃にこの本を買って、ノートをとりながらゆっくり読んでいました。
- 作者: 國分功一郎
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2011/01/21
- メディア: 単行本
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先日、明和電機ライブ@津山への行き帰りの新幹線で、無事、通読を終えました。
第五章からが難関でした。
近代哲学における、合理的な思考による、神の存在証明。
そのような論考に、何の心構えなく、素養のない当方がついていくのは、無理なのでした。
でも、要所要所で、著者がそれまでの論点をすっきりまとめて提示してくれているので、なんとか読み通すことができました。
第五章以下、丁寧に読み返す必要あります当方。メモをきちんととりながら。
それにしても、自分。提示される「言葉による思考構築体」へついていく粘り強さが全然足りないぞ。ということがよく認識されました。
観念による試行錯誤力/構築力、つまり読書力と思考力へ直結する部分を、もう少し強靭にしたいです。
興味が芽生えた方面への素養も並程度ほしい。何が並程度か分からないけれど。待っていても育たないけれど;
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閑話休題。
語り得ないはずのものを思考するって大変。
だから、よくも、まー。
世界をつくりたいなんて。神になりたいなんて。 ( <ー 青い人クロニクルに感心しているのです。)
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明日、離宮崎。