しかくのはなし 〜フレーム

昨夜は、夫が出張中で、オタマトーンの電池も切れていて。
なんだかぼーっと、明和電機社長のツィートを眺め過ごしました。
 
昨夜の社長ツィートは。
「魚拓」から始まって。「フレーム」から「四角いもの」の歴史へ。多分「四角」と相反するものとしての流れで、「砂浜」や「粘土」の話。そこからゆるやかにつながって「一筆がき」へ。
 
社長ツィートを眺めている間、頭の中。
以前よく行った場所にいる、まっしろなアロワナのことを思い出していました。
彼女がいるのは、四角い水槽のなかだけの世界。
 
四角・しかく・シカク・・・。
 
幾何的なイメージに囚われるときは、風邪の菌がはいっている率が高い気がします。
きょうはゆっくり過ごすべきかも。
 
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一週間前に訪ねた、土佐正道さんの絵画展。
10枚のガッシュの絵は、額に入れられずにそのまま、虫ピンで 5×2 の配置で壁に留められていました。
 
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額は、「作品」として確立させるのに便利なツールです。(発表会とかで!
 
絵を所有するときは、作品に合った額がないと困るかな。
  
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額は、フレームは。
わたしたちから絵を隔て遠ざけます。
作品を鑑賞するためにはひどく余計なものです。
 
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(会長の絵が、そのように掲示されていたことがなんだかちょっとうれしかった。
 
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明和電機』という、ものすごくよくできた箱のなかにあるものを、今のわたしは熱心に見ている。
twitter のサイトの。細かく四角に区切られたつぶやき情報を、熱心にながめている。
(社長のフォロワー、8万人を超えたんだ・・・)
 
そして、四角い水槽のなか。真白なアロワナがゆっくりと行ったり来たり。