手のしごと

先日、「ボストン美術館展」を観に、上野の国立博物館へ行きました。
想像どおり、大変な混雑。
当方、美術館等で他人様と袖が触れ合うのも我慢ならないほうなので、あまり、ウィンドウまで接近できませんでした。
だがしかし、信じられないくらい旧くて素晴らしいものが、信じられないくらいよい状態であるのを見ることができる。それは分かりました。
 
「ありがたさ」が、知識的感覚的容量をだーだーオーバーフローしていく感じ。
脳内の日本美術作品に関する知識を、すこし差し替え増強しなければならない感じ。
 
カタログを買ったので勉強します。
ええと。十分にカタログで勉強してから臨むべきでした。
 
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というわけで、実際はどちらかというと、特集陳列や通史展示のほうに力が入り、こちらはべったりウィンドウにはりついて鑑賞しました。
 
トーハクに来れば、すごい「手のしごと」を、これでもかというほど見ることができます。
 
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先週末に行った、三菱一号館美術館「KATAGAMI展」も、入り口大行列の混雑でした。
このところ、東京の東側の要所で人口が激増しているようです。気のせいではなく。
スカイツリー効果でしょうか?????
 
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明和電機の御本尊(アートとしてのオリジナル製品)は、昭和に在った道具でつくられるべき・・・
かしら?
先日、社長がアンチFABだとつぶやかれたのをきっかけに、そんなことを考えたりしました。
(FAB、という言葉も分からなくて、調べてしまったりして。
 
 美しいと思えるものは、なんだろう。
 魅かれるものは、なんだろう。

らくがき・・・