「パリを歩く」

パリを歩く

パリを歩く

このご本。本屋で手にとったらとてもよさそうで、購入して読んだらとてもよかったのです。
 
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パリは特別な街。
 
小学一年生のころ、「こくご」の宿題で「おおきくなったら」というお題の短文を書かされました。当時は心に揺らぎなく、
『大きくなったら、えかきになりたい。・・・そしてロンドンへいって たくさんえをかきたい。』
というような文をはりきってかきました。すると、それを読んだ母親から、
「えかきだったら、ロンドンではなくてパリでしょう。」
という適切なツッコミがあり。なるほどそうなのか、と消しゴムでこしこしこすり、『パリへいって たくさんえをかきたい。』
と訂正したのでした。
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パリはいろんな意味で特別な街。
 
素敵な本。
 
わたしは、若いころ親と一緒の団体ツアーの途中、駆け足でまわっただけだけれど。パリ市街。
わたしは、この本に出てくる映画や写真家のうちかなりを知らなかったけれど。
 
こんな風に、地形や歴史の知識とアーティスティックなロマンと共に、街歩きができたら素晴らしいな!
途中に挿入されている手描きのアバウトな地図が、とても分かりやすいのです。
パリの街歩きの最高の指南書なのではないでしょうか?
 
GoggleEarth とGoogle画像検索を触りながら読むともっと楽しい。これらの駆使しがいがあります。
 
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パリで写真、というと。
今年はじめに放送されたEテレ日曜美術館」のこの回、よかったです。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2011/0122/index.html