タラッター

先日の『明和電機楽器体験フェア』vol.1で公開された初期明和電機製品のなかで、制作当初からほとんど手がはいっていないと思われる楽器がありました。
タラッターです。ABS部分は黄ばみ、一部欠損。皮のベルトがくたびれて、よい感じでした。
 
タラッター。当初は、手の指先でとことこする仕様だったそうです。
映画「燃えよドラゴン」の敵役:ハンの鉄の爪にヒントを得てつくったのだそう(「魚コードのできるまで」にそのくだりがありましたね)。
そして、おにいちゃんから「おもしろくない」と言われたのだそうw。
 
体験フェア会場で、タラッターは映像でおなじみの白い箱に載せてあり、この上で演奏体験することができました。白い箱の上に上がることができるだけでもうれしいです。
で、とても難しかったです。これは指先が器用でないと、たららん、とうまく鳴らせません。
 
後半、社長が模範演奏されました。(生タラッター演奏は当方初見。貴重でした。)
足を時々踏み鳴らすんですね。要所のポーズをきめ、動作を滑らかにつなげ魅せながら、指先をしっかりコントロール
すごいなー。開発当時、見せ方をどこまで研究し、練習されたんだろう・・・。
参加者の方が撮影された動画を見つけました。
http://youtu.be/kn-gDmAKWbM
 
模範演奏後は、健闘している参加者が多かったです(*^^*)。
 
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動画を拝見しながら、タラッター社長製品デモの振り付けをメモしてみました。

華麗にタラッターを奏でよう!