オタマジャクシの話

明和電機 アイデアスケッチ論】4時間講演で紹介されたボツネタのひとつに。
「トモグイクン」というものがありました。
 
その詳細は省略しますが。
当時の社長が、肉食になって共食いするオタマジャクシをテレビで見て強いインパクトを受け、発想されたのだそうです。
 
田舎育ちにとって、オタマジャクシは幼少のころのともだち。
田んぼやため池や水たまりにうじゃうじゃ、いるときはいます。
つかまえて、家や学校で手足が出るまで飼ったことも何回か。
・・・共食いをしたという記憶はありません。
調べると、日本にいるカエルのオタマジャクシもたまに共食いすることがあるそうです。
 
鋭意検索して調ベた結果、社長がテレビで見たというオタマジャクシは、スキアシガエルというカエルの一種らしいということがわかりました。
砂漠にすむこのカエルのオタマジャクシは、水たまりの水が乾燥によって少なくなりエサが不足すると、それまで藻などを食べていた彼らのなかに突如凶暴な様相をした肉食のコが現れ、盛大に共食いをはじめるそうです・・・。 
どうやら5年以上前に、NHKの番組でとりあげられたことがあるらしい。
 
自然の摂理とはいえ。スゴイデスネ。不気味デスネ。コワイデスネ。
 
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「魚コードのできるまで」の魚打棒のくだりを読んでいたら。
子供のころは魚を殺すのが平気だった、というような記載があり。
子供社長がオタマジャクシから腸を引き出している(!)スケッチが添えられていました。
 
・・・クルクル。
明和電機社長とオタマジャクシの間には。
どうやら何か因縁があるようですよ;;;