フレーム

最新の「ファミ協」、テーマは『フレームが作れればモノは片付く』でした。
ファミ協は、社長が時間を決め、書きとばしていらっしゃるのがおもしろいです。
今回は抽象的な概念を含む内容なので、若干、解読に時間がかかりました。
 
社長の言われるフレームとは、四角形の構造体のこと。直方体の・・・BOX型フレームですね。
1)箱であり(分類できる)
2)重力に逆らう
とありますから、3次元リフォーム空間のなかで、少なくとも底面ほか1〜4面をもっている箱を指すことになりそうです。
 
モノを片づけるのに、重力って大事なんですね。
重力があるから、モノを整理する秩序を構築できる。
 
ええと。無重力空間でモノを片づけるにはどうしたらいいのでしょう。
フレームがあるだけではダメそうですね。
 
文書も、「フレーム」があれば散乱した思考が収まる、とありました。この場合のフレームは、目次や章立てなどのこと。
この場合、文章の流れ・・・思考するときは時系列的配置、文字にするときは空間的順列配置・・・がまるで重力のように統制する条件になって整理・収納されると言えそうです。
 
パソコンのフォルダはフレームではない、とありました。
エクスプローラで見る限り、まるで境界があるように入れ物になっていますから、フレームのようだとも言えそうなのですが・・・。
四角くなく、配置させ方がいろいろあり、大きさが変化し、きっちり積めなくて、入れ子になりすぎがちなので、社長にとってはフレームではないのでしょうね?
 
(フォルダ・ファイル名に規則をつけ、中に入れるものの数を制限するだけで、若干は箱的に使えるとも思うのですが。
 
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フレーム、というと、普通、箱ではなく、単なる枠、を指します。
 
もしかしたら、スケッチによる思考を通常的にされる明和電機社長のような方たちは。
線(枠)を想定することにより、同時に面や空間上の配置が脳内で図式的に確立するのかな。
そんなことを想像しました。
 

Google SketchUp でらくがき
 
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以前の日記から。四角と重力についてなど。
http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20120202/1328130103