雪の結晶

雪の結晶についての本を読みました。

雪の結晶はなぜ六角形なのか (ちくま学芸文庫)

雪の結晶はなぜ六角形なのか (ちくま学芸文庫)

中谷宇吉郎氏の弟子にあたる著名な雪の研究者が、1984年に中高生へ向けて書いた研究生活を振り返るエッセイの再出版。
学術的な内容に触れられ歯ごたえがあり、充実しています。
そして、とても丁寧に綴られた文章に感じ入りました。
 
 雪の結晶って、どうして六角形なのだろう。
 どうしてそんなにまで美しんだろう。
 何の必然があって。
と思ったことのある人すべてにおすすめ。
それらの疑問が凡そですが、解決します。
 
かのデカルトが、初めて雪の結晶を科学的に詳細に観察した文章を書き記し、六方対称の結晶としてのスケッチを残した人なのだそうです。
知りませんでした。びっくり。
 
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明和電機公式サイト:エーデルワイス・デジタル<イメージモデル>より:
「体温で成長する雪のブレスレッド」(たぶん上から2番目)
http://www.maywadenki.com/products/edelweiss/ew-digital_mouchu-writer/
 
「体温で成長する」というのは。
相対的に一部の温度を上昇させ水蒸気を結晶生成部へ供給してその周囲の空気中水蒸気圧を過飽和にし、結晶の成長を促進することを指すのかな。( <− 上記本学習の成果 )
すごいコンパクトな冷却保温装置が入っているんだろうな。 ( <− 妄想 )
 
・・・綺麗ですね・・・