奥村祭り/Money after Money

昨日は、二つの企画展へ行ってきました。
 
奥村靫正展「第2回奥村祭り」
http://rcc.recruit.co.jp/co/exhibition/co_tim_201305/co_tim_201305.html
 
「Money after Money | 信用ゲーム 2013」
EYE OF GYRE (GYRE3F)
http://mamjp.org/art/
 
*****
奥村祭り。
奥村氏のお名前はうろうろに存じ上げている程度だったのですが。
1980年代。サイバーパンクとテクノ寄り邦楽に染まっていた当方としては、感涙モノの展示でした。
 これもそれもあれも ×3
若いころに親しみなじんだデザインて。贈与になっているのですね、その後の人生への。
 
*****
「Money after Money | 信用ゲーム 2013」
お金ほど、扱いが難しいものはない気がします…。
アートでそれをとりあげる、というのは、複雑な事象を起こしそう。
 
もっとも、斜めから見ても正面から見ても「・・・意図がよくわからないけれど何かのジョーク?」という愉快な作品もありました。
 
意外なほど興味を強くひきつられた作品がありました。
 
クリスティン・ラール《MACHT GESCHENKE(マハト・ゲシェンケ):資本論》(2009- 2052頃)
説明:
ドイツ連邦財務省に毎日1セントを送金し、通信欄にマルクスの『資本論』の文章を打ち込むことで、約30年後に総額157ユーロとこの著作全てが届けられるという壮大なプロジェクト。
 
いろいろ解りにくい部分もあったので、詳細な解説(日本語の)がネットにアップされないかなー;
 
(ドイツ語の情報ならありました。
http://www.macht-geschenke.de/d/projekte/projekte.html
http://vimeo.com/60188063
 
あ、これは英字幕付き。(でもまだ解りにくい…)
http://vimeo.com/19437027
 
*****
このふたつの企画展。
いずれもtwitterで開催しているのを知ることができました。
ありがたくもラッキーです。(*^^*)
 
*****
表参道 GYRE にはいっているMoMAショップに寄り、黒オタマトーンたちに挨拶してきました。
アメリカでは楽器らしい黒のオタマトーンのほうが売れる、と、いつぞや明和電機社長が仰っていましたね。
 
ちわわと〜ん物語:

なぜオタマトーンたち縄跳びしているの?なんて訊かない。