いま、過去の電協ジャーナル10年分に目を通しています。
とってもおもしろくて。明和電機アーカイブ好き(?)には、はずせない読み物でございます。
そのなかに、社長が「日本のメディア芸術100選」について書かれた文章がありました。
2006年。
自分はもちろんそんなのが行われている事を当時知りませんでしたが。
明和電機ファンになってから、その企画と結果をネットで知って、かなりびっくりしました。
ええと。「素人問題」です。
ネットによる人気投票を文化庁がしれっと行ったことが適切だったかどうか、いろいろ意見があったことでせう、当時。
専門家の間で。
電協のBBSでもいろいろ意見投稿があったのかな。
想像。
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昨年、メディア芸術祭のWEBサイトはきれいさっぱりなくなってしまいました。
今思えば、100選なんて企画、通り過ぎていったお祭り、と言えるのかも。
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アート鑑賞者の大半は素人。
アーティストでない。
作品販売を仲介する人でない。
コレクターでない。
作品展示を企画する人でない。
評論家でない。
素人はただただ無邪気。
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無邪気さを手に。作品と対峙。
対等? そんなの意識したことありませんでした…。
(実はすごく危険なのかも。素人って。