(欲望、あるいは若干のじたばた)

ファンであること/好きであることを公言するのは。
とても恥ずかしい。
 
だって、自分の「欲望」をさらすわけだから。
 
成り立ちはひとりよがりの誤解や妄想からはじまる、閉鎖系の物語。
 
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自分の実感から想像すると。
全面的な好意をまとい近寄ってくる他者に対し、まず純粋に不信感や気味の悪さを感じるのではないでしょうか。ふつう。
 
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《タレント》と《ファン》と《資本》て。
外から見れば「三角両すくみ@資本主義社会」の相互依存システム。
 
アイドルのイベントに参加するためファンがCDを何枚も買わされる構造とか滑稽に思えます。
 
明和電機社長とNUTの3人と握手するため、当方もCDを2枚購入しましたがっ♪)
 
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そ〜んなことを自覚しなければ。大人なんだから。( <− 自分に言っている )
 
でも。
 
何かのファンになることも、好きなことに熱心であることも。
それ自体はまったく悪いことじゃない。
自分のなかの「好き」の持つポジティブが、世界を違って見せる。
それによって目が開く。自分が変わっていく。
 
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最近読んだ本によると。 
 「欲望」は、経済よりも根源的である
とのこと。
 
また、井原西鶴が「人間は欲に手足のついたものぞかし」と書いているそう。
 
わたしたちと社会をかたちあるものに成らしめている。欲望...。
   
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たぶん、あとしばらくは。
存在する。ここに。
みーはーに。すこし真面目に。