うさぎスマッシュ1

デザインとは何か。
 
「アート」や「デザイン」に関し、素人らしく思いは馳せても、考えあぐねる必要はないので、当方に。
気楽に行こう。引いていこう。広角で眺めよう。
先日はこちらへ行ってきました。
  
「うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)」
公式サイト:
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/148/1
 
上記サイトからの引用:

社会がより複雑化した21世紀に入り、デザインも大きな変化を遂げています。絶え間なく消費される「新しさ」を生むデザインとは異なり、社会に対する人々の意識に変化を与えるデザインが、今より重要性を増しているといえます。本展は、そのようなデザインの実践に焦点を当て、高度に情報化された現代社会の様々な要素や出来事を取り上げ、私たちの手にとれる形にデザインして届ける国内外のデザイナー、アーティスト、建築家、21組の表現を紹介します。領域を横断して活動する彼らの表現は、私たちが生きる世界を独自の視点と方法で読み込み、時には思いがけない発想で、普段とは異なる手触りをもたらします。視覚だけでない、より総合的な身体的体験を通じて、既存の知識体系や情報伝達のあり方を問い直し、私たちがより能動的に世界と関わる方法を探るきっかけとなることを、この展覧会は目指します。
世界の捉え方が変わってしまうような驚きの体験は、うさぎを追いかけているうちに別世界に足を踏み入れてしまった不思議の国のアリスに例えることできるでしょう。うさぎは私たちをワンダーランドへ誘い、常識的な見方や固定観念に一打(スマッシュ)を与える者の象徴です。展覧会タイトル「うさぎスマッシュ」は、そのような世界に対する別の入口への誘いを意味しています。

 
長い、でもよく練られた文章です。
『社会に対する人々の意識に変化を与えるデザインが、今より重要性を増しているといえます。』なんて、ちょっと怖いことをさらりと言っています。
 
仕事(データの視覚化のお手伝い)に絡むヒントを見つけられたらなー、なんてこともあこぎに期待しました。
 
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とてもおもしろかったです、「うさぎスマッシュ展」。
そして、デザイン展、として解りやすかったです。
 
思えば、2010年の「サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年展」「レベッカ・ホルン展」以来の東京都現代美術館でした。
 
もちょっと具体的な感想は、後日(たぶん)。