今年のジョイフル明和で掲示させていただいたイラスト「オタマトーン生成変化(仮称)」。
こんな感じです(クリック > オリジナルサイズを表示、で拡大。無駄にでかいです)。
オタマトーンをたくさんかきたいなぁと思って。
かきたいイメージを素直に素朴に、ちまちまとでもなるべく手早にかきました。
オタマトーンに一目ぼれしたせいで、明和電機さんのファンになり、これまでの活動を知り、イベントに参加するようになって...。
そんなことを時折ふり返りながら、ふと漠然と心に浮かんでいた図です。
絵の構成は、上から
エーデルワイス・シリーズの花と、オタマトーンと、魚器シリーズの魚。
それぞれの世界が「生成変化」しているように見えなくもない、ような。
流れとしては「重力」も「浮力」もあるけれど、「重力」がかなりまさっていて。
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最近、気にかけ、あれこれ考えてきたエーデルワイス・シリーズ。
作家の理想を写し厳密な作法で閉じられている世界です。
この構成ではなく。
たとえば。
最上の白い世界から魚が新たに生まれ、最下部の魚たちは白いハニカム構造へ消えていく。
というように、上と下が実はつながっている、円環状の閉じている世界のように構成することも考えました。
そのほうが、明和電機的な世界ぽい。
でも、やめました。
オタマトーンから。クルクル(マイ・オタマトーン)が来てから。広がり続けている自分のなかの明和的世界の認識イメージは。
まだ漠然としているし。
まだ続くし。
まだまだ広がっていくでしょう。
だから。
閉じるとか、円環とか、境界はなし。自分がえがく世界としては。