EDELWEISS展。
作品に添え、譜面台のような書見台に、緑色の御本:「EDELLWEISS PROGRAM」が置かれ、関連ページが開かれ示されています。
いくつかの作品について、そのページは、白いまま。
それは未だ記されていない物語。
EDELLWEISS PROGRAM「プードルズの反乱 ( The Rebellion of Poodles ) 」の章と「歌う櫛 ( The Humming Comb ) 」の章の間。
第五章「泣く羊 ( The Crying Sheep ) 」として、いつか実際に書き加えられた御本が実現するのだと思います。
今年1月に金沢でのナンセンスマシーンズ展に合わせつくられた明和電機全製品カタログからの引用:
第五章 泣く羊 TheCrying Sheep
胸に空いた「退廃の穴」のために涙を流し、失明していくメス。「オルガチカ」の技術者「ボク」が、感情の制御プログラム「BAKU バク」を使って、その「退廃の穴」を封鎖する章。
*****
EDELLWEISS PROGRAM 。
ボク以外の登場人物は個としては漠然としか語られていないのですが。
二人の「メス」が気になっていました。
ひとりは、プードルズにあっけなく噛み殺されてしまうメス。
もうひとりは、卵子を奪われてしまう、「もっとも髪の美しい」メス。
またひとり、気になるメスの登場になります(たぶん)。
*****
公式サイトで、この章の製品として掲示してあるのは次の作品です。
- ロマンスグラス
- バク・オルゴール
- 泣き羊時計
- ブラッドリング
これらに、今回、「泣き羊」が加わりました(未完成ですが)。
*****
EDELWEISS展で。
この「泣く羊」の章に関するノートやスケッチ類もいくつか展示されていました。
メスはなぜ涙を流すのか。
「退廃の穴」とは何か。
メスが夜にみる夢。消費と代謝。
メスの身を飾る装飾道具。
王冠(?)を冠った獏。
物語のヒントが散在。貴重です...。
ジオラマ(まだ完成していない...)制作のためのスケッチらしい、獏を連れた「ボク」のイラストも。
彼の髪型。くるくる天然パーマなのがすこし微笑ましいです。
ジオラマの「ボク」。みんな髪型だけがちがうのですよね...。
ノートにある、『最後に"ボク04"はどうなるのか?』という記述に衝撃を受けました。
*****
さて、GW後半、当方は旅に出るため、EDELWEISS展の各種イベントに参加することができません。
ギャラリートークとライブ&朗読のイベント、気になります気になります気になります...。( <− 未練たらたら。たら。 )
*****
btw〜
6月から新しい仕事に就くことが決まりました。
5月の後半は、そのための準備に費やしたいと思います。
3年ぶりのフルタイム。しかも、ハケンや嘱託や非常勤ではない職務形態(任期付だけれど)。10年以上ぶりです。
がんばる。る。
当ブログの更新は疎かになると思います。(キリッ
・・・ええと、そう思われます(たぶん)。