メディア芸術祭20周年企画展

京都は西本願寺の伝道院という稀有な場所でヒゲ博士展示。
メディア芸術祭20周年企画展レセプションでパフォーマンス。
とって返した京都でバウガンワークショップ。
そして富山で学園祭ライブ。
その後、再び京に入り撤収作業。
 
と、明和電機チームが非常な非情(?)な激務をこなされていたこの週末前後でした。
 
当方は、ゆるり、アーツ千代田 3331へ、メディア芸術祭20周年企画展を観に行ってまいりました。
 
楽しみにしていたインターネットヤミ市。(若い方が多かった!
売りものたちを見て、がーっ、と思わず突っ込むおばさんを相手してくださったみなさま、ありがとうございました。
 
企画展展示をざっと拝見。
 
そして、ひとつ離れ展示室が設けられているクワクボリョウタ氏《10番目の感傷》の部屋へ。
 
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当方の体験のなかでは、これまでで一番狭い部屋の《(点・線・面)》だったと思う。
世界各地で展示されてきたこの作品は、部屋に合わせ配置等がこまやかに配慮され計算されているのです。
 
クワクボさんの光と影のシリーズ。これまでは、影の移ろいに追いつこうとするように、脳内でいそがしくあれこれ考えながら観ていました。
 
今回は、なんだか無心でした。
慣れの一種でしょう。でも、それは嫌な狎れ方ではなく。
 
自分のなかの自分ではない誰か、が見ているようであり。
 
意識が部屋の外にあって、壁に囲まれた空間全体が自分のなかのようであり。自分の内壁に照らし出されているようであり。
 
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インタラクティブなノッカーに遊んでもらえたの、楽しかったです。
2003年の氏のアート部門大賞受賞作「デジタル・ガジェット 6,8,9」から 《duper/looper》
http://20anniv.j-mediaarts.jp/exhibition-works/digital-gadgets-689/
 
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