「電信柱エレミの恋」

文化庁メディア芸術祭のサイト:
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2009/animation/001212/
先週末、下北沢「トリウッド」で観ることができました。
動画は苦手だと言いながら、キャラクターのモデルが「明和電機」社長と聞き見にでかけるなんて、げんきんですねー。
(もちろん、映画を全く見ないことはないのです。ジブリのほのぼの系はほぼ観ていますし。子供の頃には「まんが日本昔ばなし」を見て、アニメの背景画家になりたいと思ったこともありました。)
  
評判どおり、すばらしい映像でした。
こんな手作業と時間をかけた芸術作品が現在の日本で製作されていると思うと、感動です。
わたしは、電柱や電線を割と愛しているほうなので(語ると長くなる)、キャラクターたちにもグッときました。
電信柱だけでなく、変圧器や開閉器なども、さりげなく人の顔に見立てられ、魅力的なキャラクターに仕上げられているのですよっ。たまりませんねっ。
 
そして、「青空電力」の工員タカハシくんは、細身で鼻筋が通っていて眼がつぶらで全体的にソフトな印象で、魅力的な青年でした。
この映画の製作には8年かかっているそうなので、それ以上前の信道さんがモデルということになりますね。