「明和電機ボイス計画宣言」展(5月30日)

眼の治療中で、ここ2ヶ月程、視界がにじんでよく見えない状態でした。仕事も日常も一苦労。白髪が増え人相も変わってました;
ようやく、新聞の字くらいならストレスなく読み取れるようになってきました。PC作業もなんとかスムースに。
世界のディティールがわかるって、素晴らしい。眼って本当に大事。
そして、視力回復がこの企画展に間に合ってよかったです。
 
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「声」へのこだわりへの発芽。
〜歌う魚の玩具:ギョ・ルイ16世。〜喉を魚にとられた男性の夢。〜「魚器」になれなかった企画:「歌う魚」のスケッチ(明和電機「魚器図鑑」没コーナーにもありませんでした)。
つながってますねっ、確かに。時空を超えて「ボイス計画」へ。概念と表象のどちらとも。
この部分、今回の展示と社長の説明で、腑にすとんと落ちました(*^^*)。
 
一連の流れにあると言っても。サバオとセーモンズは、それぞれ「突然変異」度が非常に大きい印象が去りません。
彼の国と行き来している者たちだからでしょうか? 
それとも、何か「危機意識」的なものがもたらした突発的進化だったのでしょうか。
 
でかサバオをかぶる信道さんの自画像スケッチ。鉛筆で軽く影がつけられ、内省的で繊細で、それでいて強い決意のこもった表情。・・・DVD「メカトロニカ」特典映像で見てから気になっていました。この絵、素敵ですね(*^^*)。
 
WAHHA GOGO スケッチ&ドローイング。しげしげじっくり拝見しました。画廊の方が奇異に思われたことでしょう;
わたしは、昨年夏のドローイング展から半年以上遅れての初鑑賞ですから。つい欲張ってしまったようです。
 
そして、今回宣言された「歌うロボット」スケッチ。
社長の新しい夢と決意が具体的に立ち上がりはじめた瞬間。
観客であるわたしたち。あまり多くを語れません。どう転ぶか定かでないと、心が震えることも。
だからこそ、貴重でとても美しいものを見せていただいている気になるのでしょう。
 
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社長トーク・ショー:
髪を短くされていました。
お顔の両サイドでくるりんと跳ねている部分を頭のなかでカット。映像や写真でしか知らない副社長時代の面影が、初めて重なり認識できました。
今までつながらなくて困惑していたのです、ほんとに。
 
先週からの社長の過酷スケジュール。心配でしたが。
シンプルで、初心者にもわかりやすい、優しさに満ちたプレゼンでした。
 
ああ、もう、そしてなんだか。PCの電源がうまく供給できていなかったり、動画ソフトがフリーズしたり、デスクトップ丸見えになったり、がおかしくて楽しい。そんな小トラブルに、社長がいちいちあせってくれるのも。・・・わたし、一端の明和ファンになりつつあるかも?
 
今回のトークショーは、「ジャンベ深夜レンタル事件@twitter」と共に、長く語り継がれるに違いありません。

久しぶりに色鉛筆。社長ブログ掲載写真から。大学4年のときの課題、ギョ・ルイ16世。キミは何を歌ったのかな? キミは何を見てきたの?