「虐殺器官」を読みながら

若い頃は、翻訳ミステリなどを濫読していましたが。最近は、小説をあまり読まなくなりました。
 
今、ふと手にとって購入し、読んでいる本があります。数年前からの話題作で、マスコミでもよくとりあげられている本。最近、文庫化されました。売り上げランキングにはいっていると思います。

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

 
エンタメ系の本は、基本的に一気読みしますすが、この本はそれをするのがもったいなくて、少しずつ読んでいます。
近未来の話。SFに分類される小説です。
近未来と言っても、若い頃に流行ったサイバー・パンクSFの、読者を突き放すようなつくりは全くなく。
現在から痛いほど滑らかにつながるシビアな世界が、登場人物の感情に寄り添ってナイーブに綴られていくのが新鮮です。
 
これを読み始めたとき、たまたまヲノサトルさんの「Mathematica」を聴きながら、ながら読みしてしまいました。
MATHEMATICA

MATHEMATICA

その後、この本を手に取ると、なぜか「Mathematica」をかけなきゃ、と無意識に意識?してしまいます。
小説の世界にとりこまれながら、ながら聴き〜。もったいないのですが。
このアルバムの中のどこかの音を、頭のなかで小説の世界と合体させてしまったみたいです。
 
自分にはあまりないことなので、およ? と思っています。
 
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ELNINO

ELNINO

このアルバム。いばらき生協の通販で申し込んでいたのですが、「取り寄せできませんでしたすみません」メール通知が先週来てしまいました。
PCからDLサイトで購入はできるのですが・・・。なにしろ、昭和な二次元アナログ画像大好きおばさんなので、DL購入は味気ない・・・CDで、というかCDジャケット付で欲しかったのです;
 
音楽を聴く生活を復活するのなら。
音楽のDL購入については、腹を括らないといけませんね、そろそろ真面目に。
それに、壊れているステレオ; 部屋で音楽を聴く態勢も、夫に相談してどうにかしなくてはいけません。(今はWALKMANとPCで聴いています。)