シンポジウムとノック!展

有給をもらって、日本科学未来館に行ってまいりました。平日に行って正解だったと思います。
 
*****
メディアラボ第7期展示「ノック!ミュージック −打楽器からコンピューターに至る4つの進化論−」
http://www.miraikan.jst.go.jp/info/100617104846.html
 
STEP1 と STEP2 で、ノッカーをびしばしいわせることができました。
あこがれのトントンくん、楽しかった〜。あやしいおばさんになってしまいました。
エレビートとエレビートアプリは、親子連れが演っているところを後ろからガン見しました・・・。
自動演奏。マリンカきれい。パンチ君&レンダちゃんは、本物に置き換わらないのかな?
歴代ノッカー、興味深し。
 
*****
それから、こちら。
Cyber Arts Tsukuba シンポジウム「つくば系アーティストとは何か?」
http://www.tsukuba.ac.jp/seminar/20100707113437.html
 
えと。コーディネータ:岩田洋夫先生による「つくば系アーティスト(仮)」とは
1) 筑波大学 芸術専門学群の主に総合造形領域
2) 筑波大学 工学系:デバイス・アート・プロジェクト
3) 筑波大学 デザイン領域と工学系のコラボ
に由来するアート活動を行っている人です。(よって、平*進氏などは含まれませんー。)
 
東京都現代美術館森山朋絵さんが、2000年以前の系譜をお話しになり。
逢坂卓郎先生が、宇宙ステーションでの芸術実験や、筑波大学学生の最近の作品を紹介されました。
アルス・エレクトロニカ・センターから、Gerfried Stocker氏。展における日本人アーティストの活躍と影響について。Campus展(というものを最近アルスでやっているらしい。)の意義など。
シンポジウム締めくくりには、来場されていた著名な先生方もお話しされました。(草原真知子氏、坂根厳夫氏)
大阪万博の「消費するアート」に疲れたアーティストが、その後、教育活動に力を入れた、という話が印象的でした。
最後は、最近すこし低迷しているようにも見えるメディアアートを今後もなんとか・・・・という締めくくり。
 
4番手で話された「明和電機」社長:土佐信道氏。
ええ。すみませんがわたしはこの方のみーはーで来ているのですから。力入れて伺いました。
 
明和電機的つくば時代の系譜から、いきなり、2008年電協「ツクババリバリツアー」に沿ってつくばの特徴説明へ。JAXA(科学技術研究の最先端施設)、ジョイフル本田アメリカ的大規模DIYショップ)、筑波山(霊山:聖地)、筑波大工房(24時間ばりばり作業できる素敵な工房)。ここで、ファンの方のツアー日記blogまで紹介。・・・これ、この方の許可とってませんよね;社長。
 
芸大日本画専攻志望だったこと。
筑波大に入り「正解」だったこと。
先生に恵まれたこと。
つくばにおける当時の学生の絶対的孤独について。
総合大学であることのメリット。
残酷性を要素として含む「ウケテル」は、つくばでなくてはつくれなかったであろうこと。
東京からの位置が微妙で、距離を置き客観的に現代美術の在り方を見れたこと。
地の特殊性が、インターナショナルに通じること。
 
・・・などなどをお話しになりました。
 
いっちゃん最後に、チワワ笛を吹かれ(なぜ持ってらっしゃったのだろう)、オタマトーン演奏もされました(ラピュタ)。
 
*****
科学未来館その他常設展。ざっと見ました・・・。えと、感想は、いつか機会があったら。
ドラえもん展は見ませんでした。
プラネタリウム・プログラム:「夜はやさしい」。始まったとたん瞬殺。熟睡してしまいました。
・・・よるは、やさしい。ひとりで、おやすみ。そのナレーションしか覚えていません。
 
*****
おまけ:
新橋で寄った「ハンス・コパー展」、よかったです。
http://d.hatena.ne.jp/Fumiba/20100723