日本キャラ文化

人工衛星さへキャラ化し盛り上がってしまう日本のキャラクター文化。

日本のキャラ文化を支えるのは。
アニミズム・・・八百万の神信仰が、古来から連綿としてわたしたち日本人の背景にあるからでしょうか。
自然物にも、人工物にも、自然現象にも、およそ名付けることができるものには全て神を見出だし。
素朴な信仰から遠く離れた現代も、万物のなかにキャラクターを認め、愛でたり恐れたりする拠るがにしてしまう。
 
西洋の「ファンタジー」も。キリスト教以前の宗教観・世界観の流れを組むキャラクター文化ですね・・・。
ギリシャ神話も、万物のキャラ化(人格神化)と言えば、そうかも。
 
社長ブログより:

日本はキャラクター文化やカワイイ文化という「生物的・有機的イメージ」で押していますが、世界にはそれが理解できない世界があるんじゃないか?と、ふと考えさせられる、イスタンブールの旅でした。

http://maywa.laff.jp/blog/2010/08/post-8d20.html
 
そう言えば、「明和電機」は、その成り立ちから主体そのものを、キャラクター、として位置付けていたはずです。
上記雑感を抱え、青色作業服着て、日本の代表としてトルコでお仕事されてきた土佐さん。
複雑な、葛藤、のようなものを感じていらっしゃったのでしょうか。
 
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昨日、上記のような話を、夫としました。
 
夫は、歴史とか宗教とかに興味がなく、驚くほどその方面に疎い人なのですが。
最近、外国(イスラム文化圏)からの研修生の世話役をし、一緒に出張し、対話する機会が多いおかげか、変化してきました。。
日本の仏教のこととか、伝統文化のこととか、戦争やヒロシマナガサキについてさへ、きちんと知識を仕入れ、考えようとしているみたいです。研修生の疑問に応えるために。
いいことだ〜(*^^*)v。
 
一回、外をしっかり通さないと。
自分たちのことは全く見えないですからね・・・。