河口先生

国立近代美術館。
日曜日、「上村松園展」を観た後、この美術館の常設展示も見ました。
昨年、久しぶりに足を踏み入れたのですが、展示方法がずいぶん垢抜けて、お洒落に見やすくなった気がします。
 
エレベーターホールに小さな閲覧スペースがありました。そこに、河口龍夫氏の冊子(企画展プログラム)があるのに気づきました。
昨年末、この方の企画展がここで行われたのですね。
もったいないことに、知りませんでした。
・・・「明和電機」のファンになる以前なので、仕方がないのですが。
 
河口龍夫氏は、「明和電機」社長:土佐信道さんが学生でいらしたころの筑波大学芸術専門学群の教授のお一人だそうです。
7月のCyber Arts Tsukuba シンポジウム「つくば系アーティストとは何か?」で、土佐さんが当時の先生のうち3名のビッグネームをあげられ、
「河口先生からは、現代美術のプロになるとはどういうことかを教わりました。」
というような発言をされました。(とったメモが不十分なので、若干、違っているかもしれません;)
 
3月にも、社長、つぶやかれていましたね。

「作家でやっていきたいのなら、常に100点の売れる作品の在庫を持っときなさい」と、大学時代、河口龍夫先生から教わった。授業ではなく、工房でお茶を飲みながら。

100は大変だわー。
 
椅子に腰かけ、つらつらとその冊子を見ていって、・・・とても興味深くおもしろかった。
エネルギー、地図、化石、星、種子・・・。
この先生の作品のテーマは、筑波学園都市っぽいものが多いですね(*^^*)。好きになれそう・・・。
 
来たかったです。過去。この企画展。