「DO THE RIGHT THING:影」1

最初の「料理ショー」は、動画配信を自宅できこしめしながら楽しみ。
次は、電協イベント。思い切って現場へ。アトリ工デビュー。
そして、これまでにない種類の鑑賞体験になった、松蔭浩之展「KAGE」。
 
つなげられるならつなげよう。
思いを固め、職場を定時ダッシュし、行ってきました。
http://www.maywadenki.com/info/101005-1.html
 
ミヅマアートギャラリーは2階。
松蔭浩之 展「KAGE」開催を示す小ぶりな旗が掲げられているのが、通りから見えます。
プロモーションPVにも使われていた、反転した日の丸:青い太陽の旗です。

 
開始寸前、階段を登り黒い扉をできるだけさりげなく開き滑り込む。
その瞬間、自分が全く勘違いしていたのに気付きました。
 
ミヅマ側の主催だと思っていたのです、このトークイベント。社長がゲストとして、単身いらっしゃるのだろうと。
違いました。完全に、「明和電機」側企画・主催のイベントでした。
青い色した社長と、青い工員さんたちが何人も動かれているのが、すぐに眼に入りました。
 
青い太陽の旗をしばらく見つめていたせいか、ちょっと、衝撃。
 
「影」のなか、ちぎれた青空が散らばり、てきぱき動いている。
あるいは。
光あたり白く輝く雲と青空の色が反転。暗いギャラリーのなかへそれら青い雲が侵入し、何か企画を制御している。
 

不十分だけれど、こんな印象だったのです。
 
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高い天井。一隅に掲げられた「影」の大凧。
その真下。小さなテーブルをはさんで青い社長と松蔭さんが腰かけられて。
天井から床ぎりぎりに吊られ回転する裸電球。その軌跡すれすれに、トークショー機材が配置されています。
 
それは非常に美しく、奇妙で不思議な光景でした。
来て良かった。見れないものを見ました。眼福でした。
 
松蔭さんは、「昭和40年会」の一員として参加したICCでのトークイベントにちらりと触れ。
二人で「差し」でトークする機会をもらって感謝しています。と挨拶されました。
 
これは。社長が仕切るトークイベントなんですね。
ツーショットのトークと言えば、土佐さんがインタビューされる側であるものしか、これまで眼にした記憶がありません。
社長がホスト?! ホントに? ずっとどきどきしていました。