機能性と呪術性ふたたび

きょうは、TEDxSeeds Conference 2010 というイベントの配信を、朝から見ています。
http://tedxseeds.org/conferences/2010
明和電機社長(趣味は碁)もスピーカーのおひとり。ボイス計画の話をされました。
聴衆のみなさん、笑顔でしたね。
セーモンズさんは調子が悪かったのかなー。
 
明和電機ボイス計画宣言」に絡め、社長がおっしゃるところの『声の「機能性」と「呪術性」』については。
以前、あれこれ考え悩んで?いました。
9月とある日の自ブログ記事:
http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20100908/1283946731 
 
父の他界後、ある意味、頭がすこし麻痺したように働かなくなっていたようなのですが。
最近、すこしずつ溶けてきて、また、あれこれたらたらつかぬことの想像とかできるようになってきました。
 
で。桑沢塾USTでプレゼンを拝見したり、最新「電協ジャーナル」を読んだり、きょうのお話を聞いたりし、気づいたことがあります。
 
自分はすこし勘違いをしていたようです。
わたしは、声といえば、音波としての声そのものしか念頭になかったのですが。
社長は、「声」をもう一段広くとらえていらっしゃいます。
 
例えば、機能性なら。
振るわせて音を出す声帯。音程の高低を調節する仕組みとプログラム。唇や歯や舌等をフルに活用し言葉を発声するシステム。それらのシーケンス手法。
呪術性なら。
ヒトの耳に旋律や意味を超えて訴えてくる「何か」を実現するためのシステム。
 
つまり、明和電機的には発声の発生(お、ダジャレた)・・・メカニクスやビジュアルまでを含めた「声」なんですね。
 
気づけば当たり前なのでした。ようやくハム脳が、若干すっきりしてきました。
もっとも、声のもつ呪術性という「何か」がさっぱり?なので、まだアレなのですけれど;

再生紙に鉛筆とプラマンでらくがき、PCで調整。Voice計画に思いを馳せて。
 
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きょうのおまけ
某政府系巨大研究機関:S研の広報誌。今月号はヒューマノイド研究が特集されてます。
http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/aist_today/vol10_11/vol10_11_main.html