佐藤忠良展2 (彫塑と素描と銅像妄想など)

彫刻・建築・3Dデザインなど、立体の創作を扱う人の素描に、優れたものを多く見受けます。
立体が、ばんっ!すとんっ! と、説得力をもって紙に落とされている印象。
自分は、つい、2Dで擦ってしまう傾向があるので、それがうらやましい。
 
佐藤忠良氏は1990年代から樹木のスケッチを続けていらっしゃいます。
本で見たことがあり、あこがれていました。
今回の展覧会で、10数枚の展示がありました。
生々しくかつ静謐な素描でした。眼福。
 
絵本「大きなカブ」の絵を描かれたのが氏だということ、あまり知られていませんよね?
幼い頃から知っている絵本原画を見ることができるって、うれしいですね。
よいカブでした(*^^*)。
先日、立ち読みしてしまった雑誌:http://www.0510food.com/index.html
 
同時に開催されていた保田春彦氏のデッサンもよかったのです。
裸婦をdrawするのに用いられた、あそこまで鋭い線を見たことがありません。圧巻でした。
 
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彫塑つながり、というわけではないのですが。
Twitter によると、昨日、明和電機社長はNUTのPV撮影のため深緑色に染まり銅像となられたそうですね。
お写真もUPされていました。
感想は・・・感想は・・・。でも何でそんなことに・・・。
 
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デザイナー中村至男さんの本「明和電機の広告デザイン」に。
まるまる1ページ使い、明和電機銅像スケッチが掲載されてます(101ページ)。
この前後については想像の及ばない部分が多いにしろ、シャレにできず、読むと胸がぎしぎししてしまう箇所です。
 
まさか今回のような形で、明和電機銅像が実現するとは。(実現していないけれど。)
笑って愛でていいのかな。いいんですよね、多分。  by 初心者ファン

ArtRage練習中。油絵具ツール。すみませんすみませんなんとなく油絵向きモチーフかなと思って。