色、いろいろ4

昨日、東京へ出る用件があり、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 「エクス・デザイン展 2011」へも行くことができました。
http://xd.sfc.keio.ac.jp/exhibition2011/
 
明和電機社長と甘党つながりな(ちがう?)山中先生のツィートから、このサイトを拝見。この研究プログラムが行っている対象全般にとても興味が湧いたのです。
 
心に留まった作品は、コレ。
http://xd.sfc.keio.ac.jp/exhibition2011/contents/colormy.php
「colormy」という作品です。
最近、当方、脳内が天然色モードなので。(NUT効果おそるべし。)

「colormy」のイメージをイラレでなんちゃってらくがき。
シアン、マゼンダ、イエローに表面のみ染められた六角形の透明アクリル板。
これらを重ねていくと、三原色の原理でカラフルな色が現れます。
下から白く照らしているので、とてもきれい。
とてもシンプルな発想。シンプルなつくり。
透過性を上げるため、色アクリル板ではなく、自分たちで透明なものを染めたとのこと。
透過性を得るために側面を磨き戻し、板の厚さによって染める濃さを変えるなど、さりげなく手がかけられています。
六角形なのがかっこいいなー、と思い、理由をうかがいました。平面の充填性が高いこと、子供の遊び道具として開発したので鋭角を避けたということでした。
 
その他の展示にもいくつか、ぴたとくっついて拝見し、担当学生さんを煩わせました。
素人なおばさんに丁寧に親切に対応していただいて、ありがとうございました。
(学生の父兄と思われたかしら。
楽しかった。
わたしは本当にこのような世界を全く知らないで来ているから。貴重でした。
 
そう。いま話題の美しい義足たちも見ることができました。ラインのかっこよさ、なまめかしさがすごかったです(貧ぼきゃぶらり;)。
 
午後に行われた、山中先生・クワクボさん・田川さんのトークショーは、帰ってからゆっくり、アーカイブを拝見しました。
隣で仕事している夫が、時々、「デバイスアートって、何?」「制約がないのを目指してそれで役に立つものができるの?」など反応してきて、うるさおもしろかったです(笑)。