聞き取れなかったヘンな声

先日、明和電機社長が、世界最初に録音されたというエジソンの「メリーさんの羊」朗読を波形編集ソフトを使って無理やり歌にし、その音声ファイルをUPされたのでした。
http://maywa.laff.jp/blog/2011/07/memo004-1bcc.html

ストレンジボイス。最新のものから最古のものまでを俯瞰しながら遊ぶ、というのがおもしろいです。音声情報考古学?
 
社長は、エジソンの録音は朗読でなく、歌だったと勘違いされていたそう。
・・・実は、わたしもです。
初めて聴いたとき、先入観があって、そのざらざらした解像度の低い音声を、頭の中で勝手にメロディへ乗せてしまったのでしょうか?
 
Mary had a little lamb. little lamb. little lamb. Mary had a little lamb. Its fleece was white as snow.
 
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アナログ録音・・・・。
ふと想い出しました。
昨年12月の明和電機ライブ「ボイスメカニクス」で、謎の出しものがありました。
トリオTHEツクバの面々が、手に下敷きのような樹脂製の板を持ち、それを爪でひっかきながら、ぐるぐる立ち位置を変えていくという。
あれはなんだったのでしょう?
社長が公開されたライブ台本PDFファイルを拝見すると、「おしゃべりシート」「(東京 三菱 UFJ)」等、記入されています。
 
想像するに。
多分あの板に何らかの方法で音声(声)がアナログ録音されていて。
その部分を爪で擦っていくと再生される仕組みになっていた。
と思われます。
きっと、近くで生音で聴けば聞き取れるレベルの解析度だったのでしょう?
会場でアンプを通すと。観客には全く聞き取れなかったのでした(すくなくとも当方は <− 耳があんましよくない )。
 
クワクボ研究員が用意されたツールで。
「ヤバいネタ」だったはずなんです。
 
どなたか理解されている方がいらっしゃったら。
おしえてくださいましー。